先週の連休、紀伊半島方面にドライブ旅行に出かけました。
2日目、梅の一大産地「和歌山県みなべ町」の道の駅で梅干しの買い物をすることに。買い物をし始めた途端、試食ができることを良いことに食べ比べを始めてしまい、またたく間に時間が経っていく始末。実はこの日、午後4時25分の和歌山港出発のフェリーに乗船することを予定しており、その30分前までには乗船手続きを済ませなくてはいけない、と船便の予約をする際に予約の担当者さんから言われていました。
で、出発したのが午後2時45分過ぎ。
あと1時間10分で港のターミナルで乗船手続きまで終わらせなくてはいけない、という展開に。
カーナビでは「距離65㎞・所要時間1時間12分・高速道路走行50㎞(阪和道みなべ~海南間)・渋滞区間無し」との表示。
「むむむ。ギリギリか。一般道を30分で走るとして高速を40分か。多分大丈夫だろうけど軽いトラブルが1つでもあるとキツくなるなぁ」
と運転していた小生は心の中でつぶやいていました。今回は交代運転手が乗務(!?)していたのですが、まだ納車して間もない車なので、責任がかかるところは持ち主の自分が運転することにしました。
阪和道に入ります。実はこの区間、インターチェンジがある場所を含めて大半が対面通行でした。しかも山を切り開いたような道でトンネルと坂の連続。渋滞していなくとも遅い車(坂道を制限時速で登りきれない車)が1台でもいるとどんどん速度が落ちてくる状況で、走行区間50㎞のうち40㎞で制限時速70kmに遠く及ばない速度で流れる始末。急坂のトンネルで流れが止まってしまったときにはただ呆然と状況を見守っていました。
海南インターを降りたのはチェックイン締め切り20分前。緊迫した状況が続きます。慣れない道で緊迫することほど悪いことはありません。心の余裕が無くなっているので周囲を見渡すことに欠けることがよくある訳ですが、運転していた小生としても同乗者がいる以上、普段以上に運転には慎重にならなくてはいけないので、信号で止まる度に深呼吸をして気持ちを整えて運転に集中しつつ、周囲の状況把握を的確にすることに努めました。自分が慣れているところではカーナビに頼らなくても時間に正確かつ安全に目的地に着けるのですが、不慣れな以上カーナビ(の情報とナビゲーション)に頼らざるを得ませんでした。そこで我がカロッツェリアの楽ナビは、地点に近付くにつれて路上状況をしっかりと把握してくれたので、案内する道の路面状況なり広い狭いはともかくとして、時間どおりに目的地に着くのに役立ってくれました。ただ最後の最後の街中で「目的地まで3㎞・チェックイン完了まで4分」という「ギリギリさ」だったので全く気が抜けず、常に手のひらに汗をかきながらの運転でした。
そして、1分、いや数十秒前に目的地に到着。。。
予め必要なものを前もって用意の上、車を降りたら走ってターミナルの受付に。
転んでケガをすることもなく、無事にチェックインを済ませることができました(ホッ)。
同乗者も気が気ではなかったようですが、チェックイン完了の知らせをしたら満面の笑顔で小生を迎えてくれました。
小生も、とにかくホッとしましたね。とにかく。。。(苦笑)
そして無事に乗船、次の目的地に向かいました。
(教訓)
ドライブ旅行の計画を立てる際には、予定に余裕を持って、かつ渋滞状況を随時調べるだけでなく通過する道路の特質も把握しておいた上で、旅行計画を立てる必要がある。
※念のために付け加えます。今回ブログの移動でも、高速道路・一般道とも制限時速遵守を徹底しました。
(おしまい)
Posted at 2016/01/17 21:39:04 | |
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