皆さま こんばんは。
おとといのネットニュースで、衝撃的な見出しを発見しました。
カービューでも、1日遅れて「業界ニュース」という形で昨日見出しが流れましたね。
それが、こちら。
表題のとおりなのですが、
「新東名高速道路の全線開通の延期」
「新東名高速道路の全線開通は2023年度に変更」
です。
従来の予定は「2020年度末までに新東名高速の海老名~豊田東間を全線開通させる」だったのですが、ここへ来て大幅延期の発表が。理由は「埋蔵文化財の調査で工事が遅れるのと一部区間で用地買収が難航しているから」だそうです。当初の開通予定は東京オリンピックに間に合わないかぐらいだったのがさらに3年先。この記事を投稿している現在(2019年8月末)からですと4年半以上先のことになる予定です。しかも、部分開通させながら全線開通に向けるという、他の高速道路でよく見られるパターンに変えてきているんです。
以下、外部(全国紙及び地方紙のWeb版)からの記事を引用します。
(朝日新聞デジタル)
(静岡新聞Web)
ここで小生が気にしているのは、御殿場ICの2020年度末開通のこと。
工事現場をつぶさに見ているわけではないのですが、今年の2月に現場付近を車で走っていることからの素朴な感想です。
「あれ、工事が進んでいるの?」
と疑問を持ったところでした。
あと2年(来訪当時からの換算です)で全線開通できるの?新東名の御殿場ICは東富士五湖道路の延伸部(仮名:須走道路・御殿場バイパス西区間)と合体するんじゃなかったっけ?その割には更地が少ないし工事用の大型車両の出入りも多くなかった印象だったんです。
そして、今回の開通延期の発表。
がっかりしたのですが、一方で「やっぱりそうか」とも思いました。でも、御殿場ICまでは開通させる見込みなのだそうで。
今回の記事を見た後で御殿場バイパス他の記事を見つけようとしたんですが、いずれも2018年秋以前と古い記事で、今回の開通延期とは縁の無い話ばかりが載っている状況でした。
御殿場IC開通と同時に東富士五湖道路の延伸部も開通するのか、大いに注目したいところです。同時に開通しないと、現状の国道138号線が現在以上に深刻な状況になってしまうのが目に見えるからです。
そして今回の開通延期に関連してもう1つ気になることが。
新東名の、海老名止まりの受け皿となる圏央道の新湘南バイパス改良区間の工事がはかどっていないという記事が昨日出ました。
(神奈川新聞Web)
こちらも、2020年度末開通を予定していたようですが、一転延期どころか「開通時期を見通せない」とか。首都高速湾岸線につなげて東京都心迂回の切り札にする新湘南バイパスの延伸(別名・圏央道延伸)開通が見込めないとなると事態は深刻です。新東名の全線開通が先延ばしになる流れで、できれば新東名よりも先行して開通してもらいたいものです。
さて、どうなりますか。
一方、新名神高速の滋賀・京都区間を含めた全線開通が、今回の新東名全線開通と同様で2023年度を予定しているのだとか。こちらの工事が予定どおり進むと、
「2024年3月 新東名・新名神 全線開通」
という見出しが躍ることになるのでしょうか!?
新東名、新名神とも我が国を代表する大動脈としての高速道路ですので、その工事の動きを今後も注意して見ていきたいと思っています。
Posted at 2019/08/30 21:51:22 | |
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