
※全体公開です。
愛車208に施したモディファイについて、あらためてつらつらと感想を書いていこうと思います。
大きいモディファイと個人的に思っているのは、次の2箇所。
1 ダンパーをビルシュタインB14に交換
2 前席シート2脚をレカロシートSR-7に交換
どちらも、納車2年目に購入し、施してもらっています。
ダンパーの交換の際に、ピロアッパーマウントを付けてもらいました。
まず、1のダンパー交換とピロアッパーマウントの取り付けについて。
愛車の208GTiはボーイズレーサー的キャラクターを持っているのですが、個人的にハンドリングにシャープさと確実性が少々足りないと思っていたのと、特に雨天時にボディが路面からフワッと浮くような感覚というか挙動を覚えたので、オリジナルの足回りのセッティングを捨てても、自分が車の特性に求めるものに持っていった、というのが狙いです。
1回目に変えたときは、足回りがゴトゴトと言ったり路面からの突き上げを一直線的に感じたものでした。2020年にオーバーホールをしていただいた時にショップと相談し、ゴトゴトした異音を解消していただきました。同時に、オーバーホールによるリフレッシュで、装着した当初より乗り味がしなやかになるなり路面との追従性が上がるなりで、より中高速域でのハンドリングの確実性が増したように感じています。ドイツ車的安定感とフランス車のスポーツグレードの持つハンドリングのシャープさを得て、非常に満足しています。それでも乗り心地は変える前と比べて硬いといえるかもしれませんが、得たものの方が非常に大きいと感じています。
ツーリングで追走していただいた、あるみん友さんがおっしゃっていました。
「inakichiさんの車は、道幅が急変したとしてもドライバーが狙ったところに車を持っていってますよね」
だそうです。
険しい山道、特に酷険道と呼ばれる道で、オーナードライバーが狙ったところに車を持っていける、言い換えると険しい道でオンザレール感をドライバーに伝えさせてくれる。これは、自分が車のハンドリングに求めているひとつの究極点だと、車の方から気付かせてくれた点です。
自画自賛としか言い様がありませんが、車がオーナーに「これが良いんだよ」と思わせてくれるなんて初めての体験ですし、これからのカーライフでもそうそう味わうことはないだろう、と思います。
あらためて、足を変えて良かったと思います。
次に、2のレカロシートへの交換のこと。
ハンドルの位置を高めに調整すると良いんですが、本来あるべきところにハンドルの位置を調整すると自分の脚がハンドルに当たってしまう点と、自分の尻の形状とオリジナルのシートの座面とが上手く収まらず、何となく座面に座りきれていないような感覚を覚えたので、足回りを変えると同時に思い切ってシートまで変えてしまうことにしました。
変えたシートがセミバケットシートで、肩の張り出しも座面からの張り出しも強く、今でもシートに座ると「よし!今日もしっかり運転するぞ!」と車にせき立てられるなり気合いを入れさせられる面はあります。その一方、運転というのはそもそもダラダラしてはいけない行為だと小生個人は思うので、これはこれで正しい姿だといえます。
シートの位置を下げるだけ下げてハンドルの位置を合わせたら、208GTiとしてはこの上ないベストなポジションを取ることができました。もちろん、小生にとってのベスト、という但し書きは付きますが(笑)
シートを変えた欠点はあります。バケットシートには付きもので当たり前のことですが、首に掛かる位置が前にカーブしていて、シートを倒して仮眠を取りにくくなった、というところです。
でも、運転するのに正しい姿勢を取って座る方がはるかに重要な事柄。まぁ仮眠のことはドライバーがシートに合わせる必要があるところで収まっています。
シートを変えたことも、やっぱり良いモディファイだと小生は思っています。
モディファイをしたことで、車との対話が深くなった。
モディファイから5年近く経った今でも素敵な出会いだと思っています。
Posted at 2021/07/03 00:57:16 | |
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