純正オーディオ vs BOSEシステム
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
弟がMAZDA3を購入して、同世代のマツダ車が2台となったわけですが、CX-30とMAZDA3は、兄弟車としてシャシーはもちろん、オーディオシステムも共通していますが、今回、純正オーディオとメーカーオプションのBOSEサウンドシステムの比較ができたので、備忘録として投稿します。
私のCX-30は、純正オーディオ「マツダハーモニックアコースティック」。
弟のMAZDA3がBOSEサウンドシステム。
2
まず、純正オーディオのマツダ ハーモニック アコースティックですが、開発コンセプトは「必要な音だけが自然に心地良く聞こえる」というもの。動くオーディオルームを創造したいという企図のもと開発されたといいます。
その意図がきちんと形にも表れていて、純正でもプレミアムオーディオ並みの計8個のスピーカーで形成されています。
詳細は、前席用のスピーカーとして、2.5cmツイーター×2、8cmスコーカー×2、12cmウーファー×2がそれぞれ装着され、さらに後席用の8cmスピーカーが左右に1つずつ装備されている計8個のスピーカーで形成されています。
一般的に純正オーディオで“3ウェイ”が採用されることはほとんどない中で、3ウェイを実現しているのも評価が高いです!
3
なお、マツダハーモニックアコースティックス」は、単純なカーオーディオシステムに対する名称ではなく、クルマ全体の音響を研究した上で完成させたものの総称とのことです。
たとえば車両の各部で遮音性能を上げて静粛性を高めたり、スピーカーの配置や向きをボディ設計時点から考慮して設計されていて、一般的なドアの構造にあるメンテナンス用のサービスホールまで塞ぎ、エンクロージャーが組まれています。
4
私の車はそこに更にフロントドア、フロアのデッドニングもしており、個人的にも普段運転しながら音楽聴く分には、十分高音質で、不満は一切ありませんでした。
しかし…それはBOSEシステムのサウンドを聴いてしまってからは一変しましたが(^◇^;)
5
こちらが弟のMAZDA3のBOSEサウンドシステムのスコーカーが収められたドアガーニッシュです。
BOSEサウンドシステムは、標準車に加えてラゲッジ下にサブウーファーとその左右にサラウンド用スピーカー2個が追加配置され、12スピーカーとなっていたり、運転席下には専用デジタルアンプも追加され、独自のサラウンドシステム「Centerpoint2」機能や走行ノイズ補償システム「AUDIOPILOT2」も搭載していて、メーカーオプション75,600円(税別)。
正直、後付けできないメーカーオプションですし、市井のオーディオカスタムで同じことをしようとしたら、とてもじゃないですが1桁万円では済まないでしょう。
6
実際に、同じ音楽を同じ音量で聴き比べてみると、その音質がまた全然違いました。
素人の耳ではありますが、その違いは圧倒的でした。では次から純正オーディオとBOSEシステムの比較をしていきます。
7
まずは、純正オーディオ+デッドニング
イコライザーもいじっています。
【美点】
サウンドに変な強調感もなく、高音が耳にスッと入ってきます。低域も足元のウーファーが仕事をしていて、力強さもあり、イコライザーで低音を強めに設定すれば、走行中の静粛性の高さも手伝い、ボリュームの目盛りを中程の「10」程度でも、高速域に入っても十分楽しめ、心地良いドライビングができます。まさにマツダが狙う「必要な音だけが自然に心地良く聞こえる」が忠実に再現されています。
また、イコライザー機能が充実しているので、自分好みに音質を変えられるのも良し!しかも3つもパターンを保存できるので、それも良し!(詳細は後述します)
【課題点】
ボリュームアップをしていくと限界点が垣間見え、低域が明らかに不足気味になります。
かといって、音量を上げて低音を補おうとすると、今度は特定の帯域だけ強く出る傾向にあるようで、キツい高音になりがちです。
なので、ガンガン音量を上げてイケイケで音楽を聴きたい!って時には物足りない感じが残ります。
8
こちらが、BOSEサウンドシステム。
BOSEのラゲッジ下のサブウーファーの写真です。
【美点】
一番ここが純正オーディオと違うと思ったのは、BOSEシステム独自のアプローチで生み出される低音!特にトランクルームのフロア下に設置されるサブウーファーは、音楽に豊かな量感を与えてくれます。
低音から高音まで、バランスよく奏でられていて、音の奥行きが純正オーディオと比べても、一つ頭が抜けた感覚がします。
DSP機能のひとつであるBOSE AUDIOPILOT 2は、走行中に目まぐるしく変化するノイズに応じて、自動的に音質をチューニングし即座に最適な再生音を創り出してくれるそうで、高速道路やトンネルに突入するようなロードノイズが増えるシーンでは重宝します。
音楽のイントロを聴いた瞬間…あぁ…やっぱ低音が全然違うなぁ…とまざまざと思い知らされました(^◇^;)
9
写真は弟のMAZDA3の内装です。
【課題点】
課題というほどのものではありませんが、オプションの値段が高いのは抜きにして、唯一残念なのが、純正オーディオと比較するとイコライザー機能が充実していないことです。
詳細は次のとおり。
10
純正オーディオのイコライザー編集画面。
自分好みの音質を作れ、3つもパターンを保存できるので、ここは純正オーディオのお気に入りポイント!
11
こちらがBOSEシステムの音響設定画面。
純正オーディオほど細かい設定は出来ません。音色を調整する機能はBASS(低音)とTREBLE(高音)を変化させるトーンコントロールのみです。
個人的な見解にはなりますが、純正オーディオでも十分高音質な音楽を楽しむことはできます。それでもやはりメーカーオプションのBOSEオーディオの迫力はすごかったです!
音質にこだわる方は、ぜひ聴き比べてからマツダ車購入してくださいね!
それにしても…ちょっと悔しいなぁ…。゚(゚´ω`゚)゚。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( BOSE の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク