決行のときが来た。
仕事を昼で片付け、車を山へ向ける。すでに荷物は積んであった。家に帰る時間を省略するために。
残念なのは、フォグランプを完成させられなかったことだ。今日が一番役に立つときなのに。
山へ向かうのも同じルートでは飽きる。中央道の上りが面倒くさくて。帰りはそうでもないのだけど。
だから、こんな企画になる。
中堤から東海北陸道へ。遅めの昼飯を長良川SAで取りつつ、空いている高速をたいして飛ばすでもなく北上する。高鷲から「某所」へ。
「某所」とは、ダイナランドを指す。
「午後ナイター」という券が便利で、3時前には到着するしその頃には立体駐車場も空いてくる。4時半まで日中営業、その間はβライナーを主に回す。結構硬くなっており、快適とは言えないが・・・
ギャップの出来た斜面にも入って見る。前回のヒントを確かめるために。あまり格好良くないが、安全に楽に降りられればそれで良い。
日中営業が終わり小休止。しかしレストランは終了しておりファーストフードのみ。ハンバーガーでも、と思ったがローストビーフ寿司があったので軽くつまむ。この後の計画だと途中に時間はない。
ここはナイター前にダウンヒルコースをグルーミングする。それを滑ることがダイナの醍醐味。
あさイチと同じではあるけど、ナイターならすでに身体は温まっているので初っ端から全開トライできるからだ。
オープン数分前からスタンバイ。みんな一番を狙っている。
一番じゃなくても問題ないのだが、このダッシュに参加することに意義がある。こういう時はスキーが有利。
ちょっとフライングした子供がいてスタートがバラけた。出遅れて20番手ぐらいか・・・
一本目。いい感じに滑り抜けた。スピードはだんだん敵わなくなって来て、ボードに抜かれる様になった。ただ、今日のバーンコンディションだとボードはちょっと怖いね。
転倒の際、スキーはスリップダウンか吹っ飛ぶか。対してボードは、高速だとハイサイド状態になる。するとほぼその場で転けるので・・・
2本目にしてすでに削れてきてしまい、これ以上滑ってもなあ、、、となる。この後の時間もタイトなので切り上げて離脱。
さて、温泉だ。一筋縄ではいかないのが今回の計画。なによりこの間が時間に余裕がない。カーナビは98kmを2時間20分、これでは間に合わない。受け付けが8時半までなので。グーグルマップでは1時間42分と出る。おそらく2時間弱だろうからぎりぎり。
ひるがのから高速で清見まで。流れに乗る程度でバイパスから山越え区間へ。少々雪も乗ってきたが、ほぼグーグルペースで。
山を下れば花火が見えた・・・どうもうまくキャプれん・・・この日は平湯大滝の花火だった。通りで車が多いわけだ。
そんなわけで、温泉には楽勝で間に合った。ここは平湯温泉ひらゆの森。650円は規模と泉質考えれば激安。やはり高温の湯が大量に湧くところは良いな。
30分ほど滞在して最後の行程。ここからが結構難所で、57kmに2時間近くかかってしまう。夜の梓川沿いでは無理も出来ん。
豊科で西友に寄り、酒と食料をキープ。24時間営業はありがたい。そして今日の宿、信濃大町へ到着したのは11時になろうとしていた。
翌朝。
「目的地」は決まっている。もちろん八方尾根でシーズンを閉めるのが今回の趣旨だ。
例年、ダイナのナイターか八方が最後になる。今年はそれを両方行ってしまおう!という企みだった。車が楽になったので、こういう行程もなにげなくこなせるようになってしまった。
リーゼングラートから一気滑りでシーズンを締める。
昼前の若干荒れ始めたリーゼンスラロームを名木山まで、それなりのペースで降りられたので今年の滑りはよかった(自分的に)
今日は温泉も大町で済ませ、食事もSAで。
下りの中央道、スキー帰りの日曜夕方・・・ご存知のかたも多いと思いますが。往時ほどではないものの、結構アレな中を流れに乗って。
それでも14.5km/リッターも走るのだから、エコランする必要ないな。なんかすごい車だわ、これ。
これにて冬のシーズンは終わりました。
Posted at 2023/02/28 20:37:51 | |
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