YD-MJN φ28 キャブ調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
先週でコツコツと作業をしていたモンキーが完成しました。
今回購入したキャブレターは、ヨシムラの「YD-MJN φ28」です(写真が暗いです…w)。
エンジンは、武川の「スーパーヘッド4V」+「106ccスカットシリンダー」でφ28は大きすぎたか?…と思いましたが、デフォルトのセッティングでそこそこ走ってくれたのでおそらくこのエンジン仕様でもセッティングが出てくれると思います。
先週試走してみて、1/3開度で息継ぎ傾向が見られたので今回はこの部分のセッティングをします。
ちなみに…購入時の初期セッティングは
・メインジェット: #100
・スロージェット: #45
・MJNノズル: B1
・エアスクリュー: 1回転戻し
2
「YD-MJN」のキャブレターのジェット類はケイヒンのPWK系のスロート・メインが使えます。
で…今回セッティングが出るであろう番手のジェット類を買い揃えました。
・メインジェット…#105、#108、#110、#112、#115
・スロージェット…#45、#48、#50、#52、#55
普通このくらいのサイズのキャブレターはジェットニードルが付いててクリップで中域の調整をするのだけど、このキャブはMJNノズルってのがあって燃調が合わないときはそれごと変えるみたい…。デフォルトはB1が付いててB2・B3のノズルがオプションで売っているらしい。
3
そういえばキャブを購入してばらしてなかったのでちょっと分解。
形こそダウンドラフトっぽい形ですが、いたって普通のキャブです。
結局、1/3開度の息継ぎは「薄い」のでスロージェットを#45⇒#50に変えてみました。おそらく#48でもいい感じがするけど、高域のメインジェットを調整してそのフィーリングを見てまたスローを調整するんで、濃い目で様子見。
試走…。
息継ぎがなくなりとてもスムーズに吹けあがってくれるようになりました。今回の試走からマフラーのバッフルは外しました。
結構爆音ですw
まだ、100kmも走ってなくて全開までは回せないからメインジェットの調整はできないけど初期の#100付近で大きくは狂ってなさそうな感触。
4
キャブ設定は人によって色々やり方がありますね。
プラグの色を気にして調整するのがセオリーって風潮がありますが、私はあまりプラグの色を見ません。プラグって走り方によっても色が変わっちゃうんですよね…。それだけで判断していたら迷いに迷って途中何をやってるのかわかんなくなりますw
まずは、しっかり車体を整備して調整にかかったほうがいいです。キャブのせいじゃないところの不具合でドツボにはまることはしばしばあります。
もし、調整中に極端に薄かったり濃いかったりしたら、アフターファイヤーやバックファイヤーが出てパンパンうるさくなるのでわかります(ただし純正のキャブやマフラーは消音されて聞こえにくいので注意)。
全域スムーズに吹けあがり、色々な領域でアクセルの開け閉めをして息継ぎや失速がなくなって自分の好きな乗り味になったら初めてプラグの色を確認してます。エンジンの温度が異常じゃなかったらその状態に合わせてプラグの熱価を上げ下げしてます。
でも、今まであまりプラグ熱価を上げ下げしたことはないですね。
ボアアップキットの指定プラグで自分の好きな乗り味になったときは大体きれいなプラグの焼け色になってます。
キャブの調整って全域で息継ぎ失速なくスムーズに吹けあがると気持ちいいんですよね~。
なんか、今回のエンジンとキャブの組合せは相性がよさそう♪
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