モンキーとiPhoneをつなげてみた
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
2
今回作った回路はこれです。
クルマの回路のBLEモジュールは「ランニングエレクトロニクス SBDBT5V」というのを使用しましたが、今回は「浅草ギ研 BLESirial」ってモジュールを使用してみました。
iPhone側のアプリプログラムは基本的にCoreBluetoothフレームワークを通してプログラミングするんでどちらも変わりありません。
でも、「ランニングエレクトロニクス SBDBT5V」のモジュールは本体以外にUSB Bluetoothアダプタも別途買わなきゃなんないんで、コスト的には「浅草ギ研 BLESirial」のほうかな。
回路はモジュールが場所を取るんでマイコンの上に配置して2階建構造にしました。
マイコンは私にとって使いやすい「PIC16F1938」を今回も使用しました。
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回路図はこんなんです。
特にこれといって難しい機能はなし。
「シリンダ温度」「油温計」の「武川スティックセンサー」の値をマイコンからA/D変換で読み取ってやります。
「外気温」は「LM61BIZ」という温度センサICの値を同じくマイコンからA/D変換で読み取ってやります。
その値を、マイコンからBLEモジュールにUART通信で送ってやります。
受けたBLEモジュールは即座にBluetoothの無線通信でデータを送信します。
それをiPhoneで受けてやるって流れ…。
文章で書いてもわかりにくいよね…。
追加機能として、ウィンカーR/L・ニュートラルの信号も読み取ってそれぞれの状態を画面表示しちゃいます。
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今回は、あつらえたようにぴったりの箱があったので囲いました。
バイク用なんでちょっとは水対策を…。
他の回路は裸なんだけどね…w
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今回の回路もシート下にインストールしました。
配線類は前回使ったOLEDモニターでの配線をそのまま使用しました。
ウィンカー信号は回路のすぐ後ろにある自作の「ICウィンカー回路」からとって、ニュートラル信号はエンジンのカプラーから引っ張ってきました。
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バイクのiPhoneの車載には「MINOURA iH-100」というのを購入し取り付けています。
作りもしっかりしていていい感じ。
iPhoneへは無線なのでコネクタなどの配線は当然いりません。
無線通信なのでわずらわしい配線がないのがイイですよね。
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画面説明の写真です。
「速度」「油温計」「シリンダ温度」「電圧計」「外気温」など一つの画面で見れるように設計しました。
画面の配色は考えるのがめんどくさかったのでクルマのモニターと同じですw
試走しました…。
特に問題はなく正常に機能していると思います。
iPhoneの使用OSは「iOS8以上」。画面も「iPhone5」「iPhone5S」限定。
売るわけでもないんで、いろいろな画面に対応するようなめんどくさいことはしませんでした。
「武川スティックセンサー」の温度算出は複雑で計算式に「自然対数のln」や「指数関数のexp」など高度な数式を使います。今まではPIC内でメモリに気を使いながら近似式で計算させていたけどiPhoneくらいの計算機になると数式そのままサラッと計算しちゃいます。値も正確だと思います。
今回は、iOS8と同時にAppleが発表した新プログラム言語「Swift」で100%書き上げました。お勉強に時間を費やし完成が遅れました。
まだ、レガシー言語の「Objective-C」が長いんで「Swift」には慣れません。
コードの量は減りましたがなんか縛りの多い言語の印象が…。
これも慣れなんでしょうね。
このアプリはまだ「β」扱い。この先、ちょっと「Swift」でプログラム書くのが楽しいんでまたアプリの更新をするかも…w
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