いままで相性の悪かった岡山も先日の走行でようやく悪い流れが断ち切ることができたので、練習すればもう少しいけるんじゃない?と淡い期待を抱き2月初旬は岡山で寒稽古に励んでみました。
●岡山 寒稽古1回目
タイヤ:ZⅢ 7部山 気温0度 路温3度
前日の走行枠でアウトウッドでオイル処理をしたらしく、少しでもブレーキを詰めようとするとフロントがコース外に向かって流れるため、ここでは無理ができない状況でした。
前回の走行からボトムを少し抑えて立ち上がりを良くする方向でドライビングを修正し走行ラインもいくつか試してみましたが、タイムは前回より0.3落ち。
S字付近は思ったよりグリップが悪く、路面状況を考慮すると全体的に内容は良くなってるんですが、期待していたタイムはさっぱりでした。^^; (1分49秒3)
また、いろいろと悩んだ結果フロントの入りが遅いので、もう少しクイックに曲がりやすい方向に変更したらどうかなと、リアスタビを後期(φ15)に変更し翌週も寒稽古に行きました。
●岡山 寒稽古2回目
タイヤ:ZⅢ 7部山 気温2度 路温4度
前回との違いはリアスタビを後期(φ15)に変更したのみです。
この状態だと、タイヤが冷えているときはオーバーステアが出やすく、タイヤが温まるにつれてニュートラル方向へ。アウドウッドはいい感じだが、S字コーナでトラクションが抜けやすいく、良いところと悪いところが相殺されてタイムは前回とほぼ同じ結果。(1分49秒3)
その後、リアスタビを前期(φ14)へ戻すとタイヤの温度変化に対して穏やかな特性であるため、このセットが現状のバランスとして丁度良いところだと分かりました。また、1月と比べるとタイヤのグリップ不足が明らかで、ピットでタイヤの温度を測ると前後とも約35度。外気温2℃ 路面温度4℃の状況だと30分休まず走ってもストレートでタイヤが冷えてしまい熱が十分入らないので、今のタイヤ(ZⅢ(竹))は岡山では路温が15度以上ないと本領発揮とならない事も分かったのでした。^^;
あと、偶然エ○トリアンスーパーラップ走行会が開催されていて、ホームストレートで眺めていたが、RX-8の1コーナーの飛び込みが凄まじく、正直ビックリしました。^^;
●岡山 残念編
エ○トリアンスーパーラップ走行会で記憶に残る走りを見た3日後、当初は地元のサーキットに行く予定でしたが雨予報であったため、岡山へ。
タイヤ:ZⅢ 6部山 気温10度 路温17度
この日は翌週のチャレンジカップに向けての練習車両が多く、タイム差のある車両が40台近くも入ると十分注意していても危ないシーンに出くわすことも。。。
路面温度も今のZⅢには丁度良くて、先日と比べても明らかにタイヤのグリップが良く感じられました。気温が高い割にエンジンの回りも良くストレートの伸びも落ちて無かったので、ここ最近では一番条件が良かったものの、クリアラップが全く取れずに撃沈しました。^^;
2月中旬からは週末はレースが多く走行枠が無いし、平日の休みも取りづらい状況のため、岡山の稽古で悶々とした気持ちを切り替えるために、翌週は高田へ行くことにしました。
●高田 前日練習
前回お泊りリベンジの経験から、今回は前日練習・翌日アタック1泊2日の計画を実行してみました。
今回のタイムでタイヤ(ZⅢ)の劣化具合も判断できたらいいかなと思って走ってみたところ当日ベストでタイムは60秒1と60秒すら切れない。気温は9時時点で14度もあるので仕方がないのかもしれないけど、タイヤは多少お疲れ気味かなと。また路面状況は思ったよりも悪く特に3コーナーは厳しい感じ。。
タイムについては明日頑張るとして、ロガー、車載を見ながら、あちこちダメだしをして過ごしました。
高田のシステムはクリアラップがきっちり取れるので走りやすいですね。久しぶりに気持ち良く走れて満足できた一日でした。
そして、明日に備えて夜はホテルでお勉強。
前回のロガーや車載を見ながらビール片手に気がつけば寝落ちしてました。^^;
●高田 アタック編
前回1月の時は何もしなかったが、今回はA052にDKCをして持ち込みました。
夜のお勉強の結果、ドライビングについては以下三点を意識する。
・1コーナーの進入スピードを落しすぎない
・3コーナー、4コーナーのブレーキングを気持ち詰める。
・S字の立ち上がりのボトムスピードを上げストレートの伸びを良くする。
それらを意識しながらアタックに入りますが、DKCしたタイヤは熱の入りが少し遅く、前回のデータから判断した週からアタックに入るが少しタイミングが早すぎたようで、S字、すり鉢でロスする。また後半リズムも狂ってしまい 58秒4。 翌週は少し抑えて走って58秒3。一応ベストは更新しました。
その後、58秒4~5はコンスタントに出るが、そこからはタイムは伸びなかったが、ボトムを抑えて(コーナーに合わせて)立ち上がり重視や、ギア比が合わないところはロスしないドライビングへ切り替えたり、7コーナー以後の後半セクションはいくつかラインを試してみて、良い方向がまた見えてくる。
前日から3コーナーは滑りやすく当日も同様な状況でロガーで見ても当日のコンディションもあまり良くないことが判明。
今年は花粉がすごく、花粉症を抑える薬も飲んでも目は充血するし、くしゃみも止まらない。目もころころするので目薬が離せない日でした。オフィシャルの話によれば、少なからず花粉がコースコンディションに影響しているとか?^^;
仮想ベストは58秒2、1月の走行データを重ねると仮想ベストは58秒09。
今回の反省点は、アタックラップに向けてインLAP、セカンドLAPでタイヤを作り、エンジンのパワーがあるタイミングできっちり走ること。DKCのタイヤはインラップは新品タイヤ同様に滑りやすく、トレッド表面のアタリがつくにつれてグリップが上がってくるので、タイヤを作るまでの工程を計算に入れないといけないこと。
高田ではA052でアタックする毎(タイヤを知る度に)に速くなっているので、タイムが上がっているうちは感覚を忘れないうちに近日中に高田を走ることにしました。
そして話は2019年3月(回想)へと続きます。
Posted at 2019/05/02 20:49:31 | |
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