
前回タカタを走行した後、AZURさんへダンパーを送って仕様変更をしました。
大雑把にいうと、AZURさんでいうG100%からR100%へ、
リアのバネ、ヘルパーのレートUP、減衰特性の変更、ストローク加工はなしといった感じで
変更後は、今までより、リアの限界が上がってハンドリングも良くなり
減衰の見直しによりセッティングの幅が広がるとのこと。
それで、早速ダンパーを取り付け、先週の土曜日に
阿讃サーキットまでNewSPECのテスト走行に行ってきました。
天候は曇り、気温は9度、路面温度は15度、路面はドライ。
タイムアタックとしては、なかなか良い条件。
でしたが・・・・・・NewSPECのテストは散々な結果。
テスト走行の問題をまとめると、
・1コーナー立ち上がりで以前よりトラクションがかからない。
・2~M字でアンダーが出やすく大回りしている。立ち上がりで前触れもなく突然リアがリバース。
・コークでブレーキで止まりきれないため、早めのブレーキングが必要。
・最終コーナーでアンダー~オーバーと特性がころころと変わり、立ち上がりのギャップでスライド発生。
・シフトアップで車両のフラつき
・ステアリングレスポンス低下により、ドライバーのイメージとノーズの動きが不一致
・3分山の265タイヤと8分山の255タイヤでも特性は変わらず、タイムも変わらず。
なんとまぁ・・・ほぼ、すべてダメな結果で、ガックシです・・・。orz
結構キレイに走れたはず・・と思ってるのにタイムが伸びなく
前回のベストと比較すると、、、、
1コーナーで0.15秒down 2~M字で0.4秒down コークで0.1秒down 最終0.1秒down
全体的に遅くなっていて、ベストは車が暴れまくっているときに出した46.5。
仕様を変更したとしても、この時期で自己ベストの約0.8秒落ちはありえないし・・・、
予想以上に悪い状態に流石にちょっと凹みました。^^;
自宅に帰ってから、遅くなった原因を調べる為にオンボードを見ていると、
各コーナーの進入で以前よりVSCのランプが光っていることに気が付きました。
翌日車両の再チェックをすると・・・やっぱりアレレなことに。(汗)

※TRC長押しでもタコメーター内のオレンジのランプがパカパカと点滅。
アレレの原因はアライメント。
フロントはトーイン40分、リアはトーアウト1度になってました。(汗)
フロントはトー0分、リアはトー0分にしたつもりでしたが、
前後のトレッド計算を勘違いして逆に計算した上で調整してしまったようです。^^;
取り付け時間が限られて、時間に追われて作業したのが原因ですね・・・。(心当たりが幾つかあってw)
テストコースで前後バランスや左右のストローク量をチェックしているときに、
不自然な挙動があったので、アライメントは調整してるから、
ダンパーの特性かな・・? 以前よりVSCの介入が多いな・・? 慣れれば大丈夫かな・・?
ぐらいしか思ってなかったので、アライメントの調整ミスは全く疑ってませんでした。
現在は、何度もチェックしたうえで、テストコースでも入念にチェックし、
シフトアップの車両のフラつき、ステアリングレスポンスも改善。
問題の大きかったVSCの作動も仕様変更前より介入が少なくなったので
今度は、ちゃんと走れそうです。^^;
あと、1コーナー立ち上がりで以前よりトラクションがかからない件については、
実際走ってみないと分からないですね・・・他はきっと大丈夫かな。
TRC長押しモードで走行していても、VSCが介入し微妙なアンダーを作り出すと根本の原因がわかりにくくなりますね。トーアウトでリアがスライドしていると判断してブレーキかけちゃうのでハンドリングも悪くなるはずです。 整備モードで走っていれば、すぐに原因が分かったと思うので、今度は整備モードでもチェックしてみます。
こんな感じなので、期待のNewSPECのダンパーの評価は、次回に持ち越しとなりました。 ^^;