諸事情でなかなか休みが取れず、ようやく遅い夏休みが取れたので、8月の最終日に阿讃へ行ってきました。 お盆も過ぎてるので少しは涼しいかなと期待してましたが、標高600mの阿讃でも9時時点で気温30度。 準備の段階で汗だくでした・・・。(^^;
今回はシェイクダウンということもあり、車両の確認点をまとめると、
・冷却性能の確認
Vマウントオイルクーラーの性能確認 (水温、油温のMAX値チェック)
・ブレーキ関係の確認
ダクト有無による温度差の確認
前後バランス、ABS介入量チェック
・車高調の確認
減衰クリック伸圧変更による接地性の変化
・後期の特性確認
VSC制御モードの確認 (ノーマル、トラック、全OFF)
ABS制御
といった具合。
気温30度を超える状況のなか、テスト走行は2枠走り、それぞれの項目の確認ができ、街乗りでは気がつかなかった前期・後期の差も発見できました。^^
各テーマの結果を書きだすと結構長くなるので、今回は冷却性能の確認(オイルクーラー)について書こうを思います。
今回取り付けたのはRevolutionVマウントオイルクーラーキット。
コアは大きく、インタークーラー!?と思わせるような大きさです。
走行場所は阿讃サーキット、外気温30度
途中のクリーングなしの全開走行。
4週目で油温103度、水温 98度
5週目で油温103度、水温100度
6週目で油温103度、水温101度※途中で中止
82度のローテンプサーモを付けているものの、予想より水温の上昇がすこし早く、5週目で水温が100度に到達。
過去同条件で、トラストのオイルクーラーとクスコの水冷式オイルクーラーでの走行データがあり、それぞれ車の仕様は違うので、あくまで参考として記載すると、
(参考)
トラスト オイルクーラー(導風版有)
全開走行8週目で油温120度、水温100度(サーモ&ファン温度変更なし)
クスコ 水冷式オイルクーラー
全開走行4週目で油温125度、水温100度(サーモ82度&ファン温度変更)
ラジエターへの開口部が大きく取れていたトラストの方が水温の上昇は緩やであったようです。
Vマウントにしてラジエターにも空気が流れるようには配慮されてますが、ラジエター前にオイルクーラーが陣取っているのでスピードレンジが低いミニサーキットでは風量が十分でなく予想に反して水温が上がる傾向に・・・・。
以前の水冷式だと冬場のアタック時に水温が厳しい状況もあったので、そのデータからすると、もう少し水温は下がって欲しいところ。
試しにエアコンを付けて走行すると同周でも3度ほど下がっているので、電動ファンに頼ったほうが良さそうです。

※分かりにくいですが、フロントから覗くとこんな感じです。
峠や高速での走行だと水温は全く問題なかったので、実際に走ってみないと分からないもんですね。
それ以外では、オイルクーラーを付けることでオーバーハングの重量が増えハンドリングに影響があるはず・・・と危惧してましたが、車が変わりすぎて、さっぱり分からん!というオチでした。(爆)
阿讃で走行した感触では、Vマウントオイルクーラーの油温の効果は◎、水温は要対策といったところ。 スピードレンジが違う、タカタや岡国だと、また違った結果になるのかもしれませんね。^^; 取り急ぎは水温対策としてファンの動作温度を変更して様子を見たいと思ってます。^^
冷却性能の確認についてはこのような状況でした。
その他項目の続きは、次回以降のブログに書く予定です。
Posted at 2018/09/21 20:31:50 | |
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