昨日最後の夏休みを利用して地元のサーキットへ行ってきました。
今回はいくつか確認したいものがあって、まずはキャリパー温度がどれぐらい上がっているのか?
DIXCELのサーモラベルを使用して、確認してみました。
写真のようなシールをキャリパーに貼り付けます。
測定可能温度は149℃~260℃です。
本来なら、キャリパーの外側に張り付けたいところですが。
SUBARUの刻印があり、写真のところにつけてみました。
あと、ローター温度や路面温度、外気や湿度も確認するために、
赤外線放射温度計等や温度計も合わせて用意してみました。
※もうすっかり温度マニアですね・・・。

連続10週タイムアタック後の温度
キャリパー温度 FL 193℃ FR 214℃ RL 119℃ RR 140℃
ローター温度 FL 430℃ FR 463℃ RL 243℃ RR 250℃
※赤外線放射温度計による測定
連続5週タイムアタック後の温度
キャリパー温度 FL 131℃ FR 151℃ RL 96℃ RR 96℃
ローター温度 FL 310℃ FR 330℃ RL 210℃ RR 230℃
※赤外線放射温度計による結果
サーモラベルの結果
FL 193℃ FR 210℃ RL 149℃以下 RR 149℃以下
(連続10週タイムアタック後)
フルブレーキ時のローター温度が+100℃とすれば、
現状のWINMAX AP1で温度領域は十分って事だということですね。
キャリパー温度の上昇は、連続走行が原因みたいですね。
30分枠でタイムアタックを5週して後は走らないのであれば、
現状のままでも問題はなさそうですが、
過去の走行状況は、一度休憩して再度タイムアタックしているので、
フロントキャリパーの温度が200度を超えてしまう→ダストシール損傷 ということになるのかな。
4POT化によってシールの損傷は少なくなったものの、数ケ所亀裂が入っているようなので
今後はブレーキダクトを検討してみます。
リアは対策しなくても特に問題なさそうですね。

※スポーツドリンクを飲んで一息ついたところ。
市販されているエアダクトの取り回しは気に入らないところもあるため、
ロアアーム OR バックプレートにエアガイドを付ける方向で検討していますが、
255のワイドタイヤだと取り回しが結構大変で・・・(^^;
あとブレーキのクーリングの面白ネタとして、
ブレーキキャリパー ヒートシンクっていうのもあるようです。。
効果のほどは未知数ですが・・・。(^-^;
ノーマル2POTと4POTキャリパーの違いですが
制動能力の差はあまりないけど、ブレーキパッドを均等に押し付けることができるため、
フェード性能は向上します。交換後はブレーキパッドから白煙が出ることは無くなりました。
見た目とフェード性能の向上はあるので交換する意味はあると思います。(^-^)
Winmaxのパッドも今回の走行でフロント側は終了したので、
次は新品のパッドをフロントに入れ(ZONE 04M)
リアは効きが違うパッドが3種類(ZONE 04M ,10F WinMAX AP1)あるので
前後バランスを変えてみる事も予定してます。
あとは、当日はNewホイールの確認もしていたりしますが、それはまた後日に・・・。
Posted at 2013/08/30 01:25:16 | |
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