2017年を迎えて初Blogは
毎年恒例の正月SKI旅行から。
2016年度に引き続き、2年連続で本州は雪不足だけど
札幌では災害に近い状況だそうですが…。
今年のJR SKISKIのコピーは「冬が胸にきた。」だって。
う〜ん。昨年同様「そこに雪はあるか?」で良いんじゃないの!?
我が家では半年前にお正月の宿を予約しているので
年末に雪があるかはわからない状況だったけれども
昨年があの状態だったので、まぁ今年は大丈夫だろうと、岩手の安比の宿を予約。
が、見事に予想はハズれ、特に今年は太平洋側で壊滅的な雪不足。
本来であれば
安比(あっぴ)高原スキー場で、アスピリンスノーを楽しむハズだったのに…。
出掛ける直前まで、スキー情報サイト
SURF&SNOWを見ながら思案。
結果、自宅→
夏油(げとう)高原スキー場→宿 に決定。
本来のルート 自宅→
安比高原スキー場→宿 で7時間(600km)の所
スキー場が
夏油高原スキー場に変わると 8時間(650km)に。
まぁ、ここまで来ると1時間なんて誤差の範囲内ですねw
家から夏油までは500kmちょいの6時間の予定。
4時半出発で、ほぼノンストップのドライバーチェンジのみで
10時半にはスキー場に到着。
東北道には無かった雪が、秋田道に入った途端に降り出した。
一般道に下りると、圧雪路面がスキー場まで続く。
入畑ダム湖の湖面がブルーグリーンでとても美しい。
スキー場まであともうちょっと。
秋田道 北上西ICから一般道で約20km。
駐車場でノーマル+チェーンのクルマがいたけど
全くオススメは出来ません(せめてスタッドレスは履いて行こうよ…)。
特にダム湖付近の橋がカーブになっていて凍っているため、かなり危険。
駐車場に積もる雪がもう既にパウダーなので、ゲレンデも期待大。
ひゃっは〜〜!
パウダー通り越してアスピリンスノー♪
ここ近年行ったスキー場の中でも一番の雪質かも。
夏油は横に広〜いゲレンデ。
コース数14でペアリフト2、クワッド1。
TOPは1,070mしかないのにゴンドラは2つある。
なぜならGWまで滑れるほどの豪雪地帯なので、
雪が降るとゴンドラを稼働した方が効率がいいというワケ。
現在、総滑走距離は14,410kmと本州最大級の規模。
積雪量もTOPは2mと北海道を除けば一番。
なので、ここま来ないであろう人も来ているので(ウチもそうだ)
レンタル用品はかなり早い時間からレンタル不可能になっていた。
スキー場の規模(昨季7万人)から考えると総数も少ないだろうし
なにより古いレンタル品も多い。
15時半に「レンタル出来るようになりました」とアナウンスがあったけど
なかなかそこまで待てないよね…。
という事で、これから夏油に行く方はフル装備で参戦しましょう。
さて、下山してとっとと宿の温泉にでも…。
と言いたいトコだけど、まだまだ先の130km離れた安比の宿へ。
スキーしているより運転してる時間の方が長いという、ね(^-^;)
スキー場から2時間かけて到着したのは「
新安比温泉 静流閣」
冷えきった身体に暖炉の暖かさが染み渡る。
奥のペットボトルに入っているのは温泉。ジュースじゃないよ。
ここの温泉の売りは、温泉1リットルの中に溶存成分が33gもあるという強塩泉のにごり湯。
手前の岩はその溶存成分が固まったもの。
お部屋は和洋室でとっても素敵空間。
お風呂は金の湯と銀の湯の2つの源泉湯があり、
銀の湯は時間帯によっては風呂を貸切る事も可能。
写真だと狭そうに見えるけど、カランが5つある位なのでかなり広い。
お風呂からこんな写真が撮れるのも、貸切ならでは。
この銀の湯を大層お気に入りだったという瀬戸内寂聴氏が「らくらく湯」と命名。
温泉入って、美味しいお料理を食べて。
美味しいお酒を呑んで。
元日の朝は
お節料理をつまみながら、
朝からまた一杯(3杯!?)やって、
ここの旅館の社長が、元日早々に打ったお蕎麦を食べて、
ロビーに置いてある振舞酒もいただいて…。
な〜んていうとっても贅沢なお正月を過ごしておりました。
嗚呼、なんという至福の時間。
元日も明けて1月2日。
この日も暖かく、安比はまた当然無理だなということで
またまた夏油へとひた走る。
途中に見えた安比は、山頂は完全なる禿げ山でこりゃ無理だな、と。
この日は夏油でもプラス気温。
ずっと圧雪路だった道もスキー場付近以外に雪が無く
31日の駐車場と比べると大分雪も溶けていて…。
31日と比べると人も多い。
とは言っても、軽プリなんかと比べてしまうと全然少ないですがww
湿雪になってしまったけれど、
昨年に行った栂池と比べると雲泥の差。
山頂付近では雪も降って来て、午後にはまた良いコンディションに。
そんなに大きなスキー場でもないし、
広告も打ってないし、なにより首都圏からは遠いので
ここのスキー場は、この旅で初めて知った場所です。
今現在、山頂から下まで滑れるスキー場はなかなか無いと思います。
しかも、雪が降った後だと雪質もサイコーです。
ちょっと遠いですが、
雪を求めるスキーヤー&ボーダーさん、
ぜひぜひ夏油高原スキー場へ遊びに行ってみて下さい(^-^)ノ
ブログ一覧 |
SKI | 旅行/地域
Posted at
2017/01/05 22:18:47