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2017年12月17日

立ち入り禁止のその先へ  環状七号線地下調節池

立ち入り禁止のその先へ  環状七号線地下調節池 最近インフラツーリズムがとても人気だそうだ。

ココを見ると全国各地で様々な現場を見る事が出来る。
しかも無料、あるいは低額で。



そんな中、東京都が公募していた
インフラモニターツアーに応募してみた。


川と海のインフラ巡り〜
「新東京丸」東京港乗船体験 と
「巨大トンネル」環状七号線地下調節池



環七の地下調節池は行ってみたかったんだよね。


2日間の設定で各20名参加。応募多数の場合は抽選との事。
厳選なる抽選の結果、めでたく当選♪






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今回は無料ではなくモニターツアーなので、
1,500円と低額のツアー料金だけど、その代わりにアンケートを提出。







この日は生憎のお天気で午後から雨が降るらしい。
地下調節池は大丈夫!?

発着場所は港区の竹芝小型船ターミナルより。

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新東京丸とは、東京湾の役割を知ってもらうための巡視船。
1983年に6.4億円をかけて建造した船。
コチラで申し込みをしており、予約をすれば誰でも乗ることが出来る。

現在新造船の計画があり、それは20億もするらしい。
乗ってみると、まだまだこれで十分でしょう。と思うんだけどね…。






直ぐ見えて来るのが芝浦の倉庫群とキリン(ガントリークレーン)たち。

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これだけキリンさんが並ぶとかなり壮観。






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こちらは江東区と大田区の領土問題で話題の、中央防波堤に最近作られたキリン。
羽田空港の高さ制限により、アームは上へと上がらない、
日本初のシャトルブーム式コンテナクレーンとなっている。





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東京湾では荷揚げの他にも様々な仕事をしている。
こちらは海底の砂を採取している模様。






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最近日本海側では北からの漂流船がたどり着いているけれど、
首都に近い東京湾では、巡視船などが湾内を走り回っている。







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東京湾には海底トンネルが多いので換気塔も多い。
中でもこの不思議な建造物が気になったけれど、これは何だったかな?
案内が聞き取りづらかったのでちょっとわからずじまい。






レインボーブリッジの下を通る。

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天気も微妙で真下を撮影しても面白くないので、鉄骨寄りでトラス萌え〜✨







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海上からの羽田空港は、なかなか見る事ができないかも。






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若洲にある「恐竜橋」こと、東京ゲートブリッジ

東京の中央部を通る事無く湾岸線沿いを通る事が出来るので
今ではトラックが通行量の90%以上を占めているそう。
確かに出来た当初は物珍しさに良く通っていたけど、
最近はココを使ってないかもなぁ。






若洲からお台場を抜け、晴海へ。

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晴海地区にはオリンピック選手村が出来るため、
その工事が着々と進んでいた。
定規で描いたような、ほぼ直線で出来ている風景にオドロキ。





約一時間半の東京湾視察の旅
社会勉強にもなるし、楽しめるのでかなりおススメ。
誰でも予約する事が出来るけれど、現在3月上旬までドック入り…。
風景撮りには、この季節が一番良いんだけどね。






ランチは下船してすぐ近くにある、アジュール竹橋へ。

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ちゃんとしたコースランチだったのでビックリ。
ただ、モニターツアーなのでアルコールの注文は無しで、との事w






この後は、はとバスに乗って環七号地下調節池へ。
そこへ行く前に「新国立競技場」の工事現場へ立ち寄り。

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ここまで工事が進んでいたのには驚いた!
天井部まで出来ていないけれど、外観でほぼ全体像がわかる。







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外周を廻る時に見えた内部の観客席。






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機材等運び込む為に一気に外周を造るのではなく、一部分切れ目を作っている。
左のグレーの壁部分がその切れ目の端で、今後その隙間も埋める。
あともう少しするとその工事が進み、内部も見えなくなってしまうので
内部を見るなら今がチャンスとの事。







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環七を北上し、神田川・環状七号線地下調節池 善福寺川取水施設に到着。






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建物にある丸い円は、シールドマシンで掘られたトンネルの大きさをあらわしている。
そのトンネルの内径の大きさは12.5m。


大雨時に神田川、善福寺川、妙正寺川から氾濫しそうになった場合に
環七の地下トンネルに水を流し、浸水を防ぐ施設。

埼玉にある地下神殿こと首都圏外郭放水路は広大なスペースに水を貯めるけれど、
東京の地下にはそんなスペースも無く、用地買収もしなくてはいけないので
環七の道路の下にトンネルを通している。



ここで映像を見ての座学を。

井の頭公園の井の頭池が神田川の源流となっている事とは知らなかった!
この貯水池が出来た事により、浸水被害が大きく減ったとの事。
大体、年間2回程の作動しているそう。

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座学の後は模型室へ移動して、この模型に実際に水を流し
この施設がどのような働きをしているのかを見学。







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モニター室での現在の川の様子。
このモニターで川の水位を見て、ゲートを閉じる判断をする。
あまり早く閉めてしまっても、調節池が一杯になってしまうのでその判断も難しいそう。







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ボタンが沢山あるけれど、あまり手順がややこしいと判断が遅れてしまう為
基本ON・OFFでゲートを作動する。

ちなみに見学者がいる場合は、万が一の為にゲートを閉じておくらしい。まぁ当然かw








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いよいよ機械棟へ移動して、トンネル内へ。








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機械棟内部。
ここからトンネル内に空気を取り入れたりしている。








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地上より43m。
ここまで階段で降りたけれど、上りは当然エレベーターでw









川から流入した水は、ゲートを通過しこの流入孔(ドロップシャフト)を経て
厳勢池に溜まり、その後連絡管渠を通り環七下の調整池へと流入する。







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連絡管渠を進んで行くと…



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子どもたちの描いた色鮮やかな絵が、トンネル内部を彩っていた。







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善福寺川取水施設連絡管渠接続箇所
右のトンネルが連絡管渠で、左のトンネルが環七(大田区側)調整池。







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トンネルの先がカーブを描いているのは、環七の道路がカーブになっている為。






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逆の板橋区側の調整池。こちらは比較的まっすぐ。






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池に溜まった空き缶やヘドロ。
トンネル内部はもっとカビやヘドロ臭いかと思っていたけれど、そんなに臭わない。

冬場は流入の可能性が少ないので、年一回大体この時期に
他の立坑からクルマを下ろし清掃作業にあたっているとの事。



ワタシもだけど、嬉々としてこのヘドロを撮影している変態さんが多いw
前の回の人たちはこんな近くまで行って撮ってなかったらしい。







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「あっ!エビがいる!」
普段は真っ暗闇の中だけど生物はいるものですね。

ちなみにこの写真右にある◯囲みに「ロ」と書いてあるのは漏水のマーク。
「ヒ」はひび割れ、「ウ」は浮き だそう。
まだ今の所は大丈夫だけれど、検査時に再確認をするものみたい。







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調整池から地上へと戻り、バスで新宿まで行きインフラツアーは終了。

アンケートで、このツアー料金はいくらまで出す!? とあったので
5,000円位と答えておいた。


このような施設に行きたくても、かなり前もって予約が必要だったり
すぐ予約が一杯になってしまうので、こういうツアーは大歓迎。

東京都もこのような施設をインバウンド需要や広報に生かしたいそうなので
そのうちに旅行サイトなどで、このツアーが販売されるかもしれませんね。



ブログ一覧 | underground | 趣味
Posted at 2017/12/17 15:24:34

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この記事へのコメント

2017年12月17日 18:05
こんばんは!

川と海のインフラ巡り〜
これはいいですね。
新東京丸での東京湾巡りはかなり萌え~ですね。
キリンさんが並んだ景色はかなり壮観です。
またレインボーブリッジの橋脚アップもかなりの萌え~です。

え~新東京国立競技場ってこんなに出来ているんですね。
ビックリです。
そして環状七号線地下調節池は不思議な空間ですね。
スージーさんが以前行かれた春日部の地下神殿も行きたいんですがこういった見学ツアーは面白いですね。
コメントへの返答
2017年12月17日 22:25
Tenkinzokuさん、こんばんは♪

今回東京都で公募したのは、もう一つプランがあって、そちらは「水と風のインフラ巡り」で有明水再生センターと若洲風力発電施設でした。
私的には、そちらはあんまり萌え要素が無く…w

新東京国立競技場の工事現場はバス内からだったので、ほんと一瞬での撮影となってしまいましたが、ここまで出来ていたのにはびっくりしました。まだ基礎工事位かな〜と思っていましたので。

春日部の地下神殿は、毎年11月第3週土曜に予約無しで一般公開しています。
一昨年より事前にハガキで申し込みですが、ほぼみんな行けるようなので、9月位にHPをチェックして、来年はぜひ申し込みしてみて下さい♪

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