合法的廃駅探訪 其ノ弐　旧スカイライナー専用ホーム

前回（東成田駅から成田空港）からの続き。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1551717/blog/41509325/

今回のイベント会場である
旧スカイライナー専用ホームに入る前に
東成田駅の散策を。





駅構内の改札口近くにある閉鎖された階段。








当然ながら階段の先はシャッターが下りている。








閉鎖された柵の隙間から撮影してみると、コンビニらしき店舗跡。








トイレへと行ってみると、5つあった個室のうち3つが埋められており、
現在はというと2室のみが使用可能。








東成田駅内では他に見る所もないので、閉鎖されていた扉の奥へ行きましょう。









思ったよりも埃っぽくは無く、片付けられているといった印象。








でも、何故か集められた埃をそのままにしておくのかは謎w








中途半端に剥がれたポスターがイイ感じ。











改札口などがあるコンコースはロープが張られており、入る事は出来ない。







階段のみかと思っていたらエスカレーターも設置されていたようだ。








何らかの機械の残骸が残されている。








VIP気分の、旅になる。
なんとも気恥ずかしくなるキャッチコピーw





さて、ホームへと下りてみよう。





明治のブリックパック飲料広告、懐かしい。
現在販売されているのはは縦型のパックになっていてびっくりした。
ブリックといったらこの形しか印象にないのよね〜。










今回、階段は1箇所のみ開放。







どちらへ行くと何号車なのかが床に直書きされている。
ある意味この方がわかりやすいかも。









「なりたくうこう」とひらがなで書かれた駅名標。







最近ではお目にかからなくなった水道。
昔は駅に大体あった気がする。
水栓を閉じているかと思いきや、水を流した跡があるので
水道の機能としてはそのままにしてあるみたい。








そうそう、スペーシアといったらこのカラーリングでしたね。








スカイライナーの広告。
字面を斜めにしていたりして、当時は良かったのかもしれないけれど
今見ると、かなり恥ずかしい感じw
広告一つとっても流行り廃りがあるなぁ、と。





始発なので、1・2番線共に上野方面行き。





裏に廻って見ると、片方の看板は落ちて無くなっていた。










線路が光っているので、錆び付いていない模様。
定期的に点検をしていたりするのかな？







新しい看板を作らず、赤ペンでニュースカイライナーと上に書いてある。







当時、ホーム内にはKIOSKもあったらしい。








時刻表を見ると、閉鎖される前には1時間に1〜2本程度の本数しかなかったようだ。








ここまで大きくなくてもいいのではと思う乗務員控室の看板。








窓から中を覗くと、物置状態。
このビックコミックスピリッツも当時のもの？








シドニィ・シェルダン懐かしい！　当時、相当売れましたね。
まさにこのホームは砂時間の時間が止まったかのよう。












大体見終えたので、芝山鉄道に乗って芝山千代田駅へと戻りましょう。
発車時刻に間に合わないと、あと40分後となるので…。








芝山千代田駅で駅員さんに申し出ると、乗車記念証明書を貰う事が出来る。
毎年新しいデザインにしているようで、今年の枚数は1800枚。
限定枚数なので、無くなったら終了との事。
今回のイベントで貰う人も多かったと思うので、今年の分は早々に終わってしまうかも…。



定期的に清掃をされているようで、廃墟感はさほど感じられなかったけれど
27年もの時を経て開放された「幻のホーム」の扉の奥は
昭和感が漂う懐かしい光景が広がっていた。