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今年の夏休みの旅行は飛騨高山方面へ。

東京方面から飛騨高山方面へ向かうには、
長野県松本から国道158号〜安房峠道路で向かうのがベスト。

松本で下りるので、せっかくだからと国宝・松本城へ。

松本城へは以前にも訪れているけれど、
入場制限がかかっていた為、再度リベンジ。



漆黒の城「松本城」またの名を「深志城」
その黒い佇まいから「烏城」とも言われる。
現存天守12城の一つとされ、1936年には国宝に指定。


外壁を覆う下見板に漆を使用しているため黒壁の城となっている。



松本城が黒いのは、豊臣秀吉に対する忠誠の証といわれている。
当時は黒に金が映えるように金箔の瓦。
江戸時代以降の徳川家康の時代には白壁が多い。

といっても、漆喰を塗って白壁を保つのは大変だったりするので
時代背景や経済的状況により変化していったそう。







「松」と「城」が美しい。






大天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓の五棟による連結複合式の天守。
正面の赤い柵が見える部分が月見櫓。







最近はどこの城でも、おもてなし武将隊が楽しませてくれる。







朝9時にもかかわらず、入場制限のかかる中、
登久姫様と小笠原秀政殿がご案内。
30度をゆうに越える中のお着物、甲冑はさぞ暑かろうかと。







ウチの武将隊もポーズを決めて!?






あまり目にする事の無い下アングルから。白い部分は漆喰。
黒い部分はその漆喰の上から漆塗りの板を貼っているのがわかる。







城内には61度とかなり急な階段もあり、上層階へ上がるのにもかなり時間がかかる。
その為に見学時間は一時間とかなり長時間となる。

外から眺めるだけでもこの城の素晴らしさがわかるが
出来れば早い時間に訪れての城内の見学がオススメ。




松本から飛騨へ向かう国道158線は、上高地へ向かう道でもあるので大渋滞。

本来であればこの日に高山を目指そうとしたけれど、
無理だったので途中にあった「赤かぶの里」で昼食。
お土産屋さんに併設されているレストランで
他には高山ラーメンや、外では飛騨牛串焼や五平餅も売っている。



レストランの「飛騨牛 朴葉みそ焼定食」。
甘めの味噌と飛騨牛をごはんにのせて…。
結構な盛りのあるごはんがたちまち消えていくw







次なる目的地は「飛騨大鍾乳洞」
地下マニアとしては、ここははずせないスポット。
おどろおどろしい書体の看板がタマらないw







なぜか巨大な鍋が。
鍾乳洞とはまったく関係はない。




この飛騨大鍾乳洞は「鍾乳洞と大橋コレクション館」という施設となる。
ここで、大橋コレクションとは何ぞやという疑問が。

この鍾乳洞を発見した、大橋外吉氏の収集した国内外の美術品が展示されているが、
この展示品がかなりスゴい。いまでは輸入禁止の象牙や一角の牙や
2007年に盗難にあった戻って来た金塊も展示されている。



大橋コレクション館を見学してから鍾乳洞見学となる。
（コレクション館を飛ばしてもいいけれど…）




この鍾乳洞は標高900mに位置しているが25,000年前は海の底だったので
海中の珊瑚や石灰石などが雨水に溶け、ストロー状鍾乳洞が多い。

洞内は3洞に分かれ、体力、時間に合わせて出口が設けられている。
全長は800m。全て見学すると約40分ほど。
洞内のキツさは日原鍾乳洞の最深部の階段のほうが上。



入口付近の鍾乳洞は赤や青のライト照らされ、写真を撮ると毒々しい。






 奥へ行くに従って大きな鍾乳石の世界が広がる。




大橋さんが名付けたのか鍾乳石に付けられた名前が絶妙。







ん〜、どうかな!?







ちょっと無理がある!?




今回のお宿「御宿 四反田」







古民家に泊まれるお宿。
冬の時期、囲炉裏を囲むのが良さそうな雰囲気。



食事はセットされていたものの他に、
お刺身、焼魚や夏野菜のゼリー寄せなどなど盛りだくさん。







そして、メインはもちろん飛騨牛。



お肉に自信をもっているからこその塩こしょうのみ。
ほんと、これで十分。



この日の走行は330km。
明日は白川郷へ向けて、早々に就寝。