
3月11日〜4月3日まで開催している
「
変わる廃墟VS行ける工場夜景展」
あら、廃墟も鉄骨群も夜景も好きな要素しかない。
これは行っておかないとダメでしょ〜。
という事で行ってきた。
場所は台東区の浅草橋と蔵前の中間地点くらいにある
「
TODAYS GALLERY STUDIO」という
レンタルスペースギャラリーの5F。
入場料500円。
お昼過ぎの午後一時くらいは貸切状態でのんびり見れたけど
小一時間過ぎる頃にはだんだん人も多くなってきた。
じっくりと見たい人は午前中〜昼過ぎまでがオススメ。
写真撮影はOK。SNS等でどんどん宣伝してねとの事。
小部屋のようなスペースにも写真がたくさん。
たくさんあり過ぎてじっくり見れないのでガイドブックを購入。
左の公式ガイドブックは1,200円。
公式通販でも販売中。
右のポストカード2枚は先着3000名までプレゼント中。
欲しい方はお早めに。
さて、最近この浅草橋・蔵前・御徒町周辺では
TOKYO EAST SIDEと言い、いろいろと盛り上がっているようで。
ちょっと足を伸ばせば、浅草とかスカイツリー周辺とか
ブルーボトルコーヒーで有名な清澄白河とか…。
このエリアは昔からアパレルや雑貨などの問屋街で、
最近では2代目へ世代交代をしてきており、
いろいろと再開発されて街全体が新しく生まれ変わってきている。
その中心地ともいうべき「
台東デザイナーズビレッジ」。
台東区が主体となり、ファッション関連で起業する若手を支援する施設。
昭和3年築の台東区旧小島小学校。
2003年に小学校の統廃合により廃校。
リノベーションを施し、2004年からは
「台東デザイナーズビレッジ」として生まれ変わる。
塔の部分や外壁にアールデコ調の意匠を施しており
とても美しい外観。
角張った体育館とおぼしき建物との対比もまた素晴らしい。
「用途に合わなくなったから壊す」のではなく、
若手支援の活動の場として使うのはとても良い。
こういった場所を活用しつつ後世に残してほしい。
こちらは蔵前にある「タイガービル」。
国の登録有形文化財にも指定。
昭和9年竣工で、東京大空襲にも耐えたビル。
北欧家具の「
NOCE」が1Fにテナントとして入っている。
当時はエレベーター付きの高級賃貸集合住宅だったそうで。
ちなみに中に入っての撮影は禁止(管理人に怒られる)。
外観を撮影する分には大丈夫。
BLOGなどでも写真が上がっているけど、あれは不法侵入。
通報されてしまってもおかしくはないのでやめましょう。
あとは特に目的地を決めず、あたりをふらふらしていて見つけた建物。
いきなりギョッとする光景。
下はタイル貼りになっていて、
見上げるとエアコンの室外機置き場の鉄枠が並ぶ古いアパート。
この細いフレームで室外機が支え切れるのか、
フレームの耐用年数は? などいろいろ不安で一気に駆け抜けたくなる。
まっくろいコンテナが積んであるこれは一体?
CC4441と書いてある。
ここはレンタルギャラリースペース。
中を覗くと、自転車やバイクのサドルが飾られていた。
廃墟写真を見たせいもあり、こういう建物が目に付いて。
なかなかの違法建築っぷり。
上から適当に貼付けたトタン板が何とも…。
彷徨ううちに、「
鳥越のおかず横町」へ。
ここの入口にもまた、ステキな廃墟感を醸し出しているお店が。
(一応、営業中)
その隣にある有名店「まめぞ」
孤独のグルメSeason4 7話で放送されたロケ地。
狭い店なので予約必須。
「入船屋」のお惣菜は、大皿などにずらりと並び
ガラスケースに陳列されて販売されている。
店の奥には梅干しのガラスケースも見える。
お肉屋さんでコロッケや焼き鳥でも買って、
きょうのおかずはここで揃えよう! と思っていたら
お店が閉まっていて、通り自体もなんだか閑散としている。
土日もお休みのお店が多いみたいだけど
いったいいつ開いてるのだろう!?
おかず横町の守り神? の愛嬌のある顔の蛙に
「ざんねんっ」と笑われたような気がした。
蔵前橋通りに面している「
鳥越神社」
約1360年の歴史を誇る。
御朱印あり(←御朱印帳を忘れたのでまた次にリベンジ)
こちらの神社紋は七様紋で、台座や賽銭箱などに刻まれている。
この神社は平将門伝説が数多く残っている。
平将門が九様紋(七様紋も同種)であることにゆかりがある地。
そして、この神社には将門公の手が埋められている…とか。
鳥越という地名も将門公の首が飛び越えていった事から
名付けられたり…などなどと、いろいろ謂れのある地らしい。
こちらは蔵前にある
蔵前神社。
境内は広くなく、こじんまりと。
御朱印なし。
山桜が散り始めなので、今週末までの見頃。
勧進大相撲発祥と古典落語ゆかりの地であり、勝負の神が宿る神社。
参拝してパワーを貰おう。
浅草橋周辺は服飾雑貨の店も多いので、
店先にはこのような皮のはぎれの詰め放題ワゴンをよく見かける。
蔵前周辺では生活雑貨や、
駄菓子屋でみかけるようなおもちゃ問屋などがメイン。
今回の休憩スポット。
倉庫などをリノベーションしたお洒落カフェも多い。
「
蔵前四丁目カフェ」
乾物屋の倉庫をリノベーション。
白壁に黒い柱が特徴的。
特に二階が居心地よさそう。
ランチメニューはベジハンバーグが人気。20食限定。
売り切れだったので日替わりのグリルチキンをチョイス。
カフェ飯だけど、なかなかのボリューム。
2件目は「
シエロイリオ」
ここもリノベーション物件。元はおもちゃ屋の倉庫。
外観を撮りたかったけど、店先でずっと立ち話している人が居て…。
帰りは店員さんがテーブルの配置をしていたので撮影を諦め。
店名のシエロイリオは、シエロ=天空、リオ=川 で
隅田川とスカイツリーが望める場所なのだけれど
1階から望むのは灰色の堤防と空のみ。
ランチタイムは席が選べないけれど、
ディナータイムは予約しておけば2階、3階の良い席をサーブされるそう。
来週あたりのお花見の時期に行くと良さそうな雰囲気。
この蔵前には自分でノートを作れる文具店の
カキモリや
楽しい雑貨を売っている
コンセントがある。
ちょっと離れた御徒町寄りにある
2k540なども楽しそう。
冬も終わり、桜咲くシーズン。
このエリアでのお花見&お散歩と廃墟&夜景展。
なかなかオススメできるスポットですよ(^-^)
Posted at 2016/03/18 09:56:56 | |
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