
ちょっと遅めの夏休み休暇は
会津・裏磐梯まではじめての「ひとりっぷ」。
距離、滞在時間などを調べ上げ
綿密な計画を立てて臨んだ独り旅。
さて、どうなる事でしょうか。
朝8時出発。
常磐道経由だし、月曜ということもあり渋滞は皆無。
休憩を挟んでも想定より30分以上早く着いてしまった…。
ちょっと早めのお昼にと選んだのは
和風レストラン 白友
11時オープンなので、オープンを待つことに。
手打ちそばと大きく書かれているけれど
ここで食すべきは「じゅうねんうどん」。
オープン3分前に伺うと店内真っ暗。
店員さんたちはオープン前の、のんびりタイムだった💧
すみません〜💦と思いつつ、じゅうねんうどんを注文。
手打ちのうどんに、つゆはじゅうねん(エゴマ)のたれ。
天ぷらはナス、大葉、かぼちゃ、ピーマン、さつまいも。
軽く塩がふってあるのでそのままでも。
じゅうねんのたれは濃厚で、ニンニクの風味も漂う。
たれの量が多いかな? と思ったけれど、
うどんに絡み付くので器にたれは残らなかった。
ゴマだれはあっても、なかなかじゅうねんのたれは見かけないので
近くまで行かれた際には是非!
お店からほんの数分で
あぶくま洞に到着。
あぶくま洞は日本六大鍾乳洞のうちの一つ。
駐車場の側面の山には石灰岩の山が広がっている。
一般見学ルートは600m。
冒険コースはその先120mあるので、全部見るとなると720m。
さほど大きな鍾乳洞では無いものの、ここは鍾乳石の種類が豊富。
入口から入って遭遇するのは、妖怪の塔。
確かに妖怪っぽい!
見どころをきちんと番号で記してくれているので、見落とすことも無い。
「恋人の聖地」とプレートが掲げられており、頭上には鐘もあるけれど
なんだかどうにもおどろおどろしいw
ということで、鐘を鳴らしている人は居なかったな〜。
あぶくま洞で一番の見どころスポット「滝根御殿」を前にドキドキ。
かなり広大なエリアにはさまざまな鍾乳石が連なり、圧巻の光景。
いや〜、ホントにスゴい。時間があったらしばらくここに居たかったなぁ。
珊瑚に見える鍾乳石。
このぽこぽこした石はあわび石。
一滴ずつ落ちる水滴が、この鍾乳石全体を形成していく。
この石ひとつを造り上げるのにも、どれだけの年月がかかったのだろう。
右がクリスマスツリーで左が樹氷。
両方とも、ちょっと同じ様に見えるけれどw
この石は石の筍と書いて石筍(せきじゅん)。
天井から落ちる水滴が床に溜まり、たけのこ状に成長したもの。
あぶくま洞のラストを飾るのは「月の世界」という場所。
日本で初めて舞台演出用の調光システムが導入されたそう。
暗闇から朝日が昇り、夕日となって沈むまでを2分間に渡り演出している。
出口付近には洞窟貯蔵ワインも。
結構このパターン多いけれど、
常温でずらっと並べておくのはどうなのかと毎回思うのですが💧
せっかく洞内の定温で置いてあるのだから、
せめて冷蔵庫で保管しておいてもらいたい…。
あぶくま洞を後にして、次は
入水鍾乳洞。
HPではあぶくま洞と一緒になっているけれど
実際はあぶくま洞の隣にある訳ではなく、6km程離れた場所にある。
駐車場は入口付近に20台位置ける。
ちょっと離れた場所にも駐車場があるので、ココが満車でも多分大丈夫。
あぶくま洞と違い、こじんまりとした感じ。
というのも、最深部のCコースは案内人が居ないと入洞不可。
Bコースでも濡れてもいい服装でないとマズイ。
知らないで来た人には短パン等のレンタル品も有り。
あとBコースからは照明設備も無い(Aコースは大丈夫)ので
ロウソクを販売していたりと、かなり本格的…。
うつくしまふくしま。
入水鍾乳洞は「
うつくしまの音三十景」の音の一つだそうですよ。
入洞してすぐにある「頭上・足元注意」。
「あ、これAコースでもヤバい」という警報音が頭の中で鳴り響くw
一人で行って、ここで怪我でもしたらマズいぞ、と。
洞内は慎重に行きましょう。
今回から導入した中華製パチモンGoProの動画↓
4分25秒あります。お時間がある時にどうぞ。
途中で音が大きくなるので、音量注意。
大画面で見るのにはちょっと…だけれど、1/10の価格でこの画質には満足。
リュックに取付けたのでどうしても揺れが出るので
ちゃんと取付も考えないとな〜というのが次回への課題。
あと揺れ軽減方法としては、自分にはサラシでも巻いときましょうかw
うつくしまの音三十景の音の場所はココの滝の音。
大雨の翌日にはAコースでも水に浸かりそう。
石の上を歩くけれど、ちょっと滑ってスニーカー片方が浸水…。
Aコースでも水に濡れてもいい靴で。
入水鍾乳洞にも見どころの札はあるけれど、「それどころでは無い」というのが現状かも。
ここまでがAコース。
Bコースに至っては、この先延々と10度の水温に膝まで浸かり続け、さらには四つん這いで進むという…。
鍾乳洞見学というよりも、もうこうなるとケイビングに近い。
リアルガチでヤバイよヤバイよ‼️
小さなお子様連れのお母さんは、子どもを抱っこして引き返していたので
小学生以上でないと厳しいかも。
いや〜、ここを抱っこして戻るのはお母さん大変よ〜(T_T)
「喜びの窓」
無事入口まで帰って来れました〜。
そこそこ大きなリュックを背負っていたので、
身体を折り畳んで通る所も、背中がつかえてしまったりハマってしまったり。
最低限の荷物、足元には濡れてもいい靴を。
Bコース以上は濡れてもいい服装、ライト類を携行。
そして、何があっても自己責任! なので、何より「一人では行かない事!」が鉄則かもしれません。
ひとりっぷ 1ページ目。クリアしました〜。
次は、飯盛山 会津若松 編。