ウチは炬燵が無いのでソファーで丸くなる。
ずいぶん前から構想しているようなことがある。
山を買って私設サーキットを作るということを目論んでしたが、なかなかにそれは資金がいるという現実がある。
実現した人はいるが、もともと広大な敷地を有していて、そこを再利用してのもので、それでも数億かかっているようだ。
指定サーキットを目指していたようで、ある程度の距離が必要だったようやけど。
実際100m程度の直線は欲しいかな・・・。
幅は30mほどでもなんとかなるかも?
単純にそれで3000㎡。
大体3.3㎡が一坪やとして大雑把に1000坪くらいは・・・となる。
個人売買で知り合った方が、そういった土地で自給自足生活をしている様子をブログにしているとのことで閲覧してみたところ、1万㎡の山を購入して生活していく内容であった。
価格は1000万・・・。
3000㎡やと300万くらいで現実的か?
山林購入自体はかなりピンキリの価格差があり、数十万で広大な土地も持てるが・・・、そこには訳があったりする。
山林は地目がいろいろあり、買ったはいいけど何も触れない保安林などもある。
住居にするには問題があったりもする。
税金の関係などもあるし、下手すると負の財産にもなりかねないという面もあったりする。
今回観覧できたのはかなり勉強になった。
そこで顔合わせをしたのちに、お誘いいただいたので、お邪魔しに行ってきた。
めっちゃ山奥でもなく、在所の外れって感じやけど、ちょっと迷った。
入口は門で閉ざされている。
呼び鈴などは無いので電話で伝えるも、母屋からは150mも離れている。
ブログで感じはつかんでいたと思ったが、実際にはかなりの山で急こう配やった。
最初は荒れ地で普通車でも腹が擦るくらいの状態やったのを、ユンボを買って均して道を作り、母屋まで通れるように一人で土木工事をしてはった。
落ち葉の絨毯状態で、薄いコンクリートの道は全く上らなかった。
トラクションコントロールも無いFF車はこういった状況では全くダメやな。
片輪回るだけでずり下がる勢い。
サイドブレーキだけで停車するのもかなり怖い状況やった。
どうしようかと戸惑ったが、隠れ家オーナーが代わりましょうかと言ってこられたので、せっかくなので試してもらってみた。
自分はかなり後ろから押して、何とかズリズリしながら、勢いが少しつけば何とか登れた感じ。
人の車でよくやるもんだ。
山道では上りの車が優先なのはこういうこともあるからやな。
身体不良の体で急こう配を150m歩く羽目に・・・。
母屋付近からブオンブオンとかなり吹かす音が聞こえた。
えらい気にいって、吹かしているのかと思ったが、ただ単に切り返していただけやった。
自分のドラポジやと普通の人は足が届かないのでシート合わしたところで操作性はかなり悪いんやろう。
秘密基地の母屋。
デカい。
鉄骨の骨組みだけがもともと廃墟のようにあった状態から住める状態まで一人で工事してこられた。
母屋前はかなり広い平地があり、小学校のグラウンドくらいある。
1万㎡はこれまでにとどまらず、さらに廃墟と化した段違いの土地。
写真を撮っているいるところはさらに高台で、平地があり畑になっている。
山を畑にするのは相当に面倒なようで、掘っては石が出てくるのでひたすら土木作業となるようだ。
さらには栄養もない状態なので、土壌改良も必要になり、人力では全く歯が立たない仕事量。
ブログではユンボと耕運機が大活躍していた。
母屋内。
広々としたリビングはキッチンがあるけど、バイクが10台以上並んでいて、整備場所になっている。
これで半分くらい、ほかの部分は断熱施工されていたりして、2階建てになっている。
工場を買って中に家を建てるというのは構想していたが、ずいぶんと雰囲気がつかめた。
やっぱいいな。
山林を整地する過程でかなり木を切るので、薪ストーブが大活躍するようだ。
まだまだやることがあるようで、木工加工場やツリーハウスなんかも構想されているようだ。
バイク整備もされているが、バギーのコース作ったりも検討されているようだ。
山を買って住むというのを実現されていて、かなり勉強になった。
サーキットを整備するにはやはり地整が肝心やけど、個人では実現不可能やろう。
形だけ作っても長持ちしないし、整地ノウハウが必要過ぎて無理がある。
宝くじ当たっても無理がある。
そこで興味が出てきたのがオフロード。
カートでもダートがあったりするようで、バギーなんか50ccであったりする。
日本ではミニカー登録で50ccのものが公道走れたりするようやけど、カートのようなタイプで事故が多々あり、今度から規制が入るようだ。
ミニカーは排気量50cc未満でトレッド幅が500mm以上という雑な枠のおかげで、ジャイロなんかの三輪バイクのトレッドをワイトレ履かすだけで登録できてしまうようだ。
原付よりは税金が上がるが、60kmまで出せるようになるのと、ノーヘルで走れるようになる。
ノーヘルはかなり危ないのでかぶっておいたほうが良いけど・・・。
規制はベルトが必要になるなどだったと思う。
国内メーカーがほぼ無いので、海外モデルばかりが蔓延っているが、作りは雑で安全性に問題があるようで、問題視されている。
ミニカーを整備できるような工場を作り、定着させるような試みも考えたが、締め付けがきつくなりそうなのと、電動化、さらにはそのうち間のシティモビリティーの枠もできるやろうし、その辺での活動は無理があるかなと。
オフロードバイクで林道走るだけでも、走るということでは楽しめると思われる。
道なき道を走るような感じのことはまだ興味がわかない。
体力無いのであれは無理そうや。
土地自体は林道に近く、走るのは林道って楽しみ方でもよいかと思う。
現状のフォルティスですら、ある程度整地しないと山林にはとてもじゃないが入っていけない。
こういったところでは4WD必須であり、シャコタカ必須やと思った。
雪降ったらフォルティスじゃダメやな~・・・。
アウトランダーはまさにオールラウンダーやったな。
安心感が違った。
デリカもフォルティス仕様を狙っていたけど、やはり本領は4WDか・・・。
山買って、ロッジのようなキャンプ施設を貸すような感じで、バギーやオフロードカーを乗りまくれるような施設を作りたいな。
MT練習なんかや定常円や8の字を低ミュー路で貸し切りで楽しめる場所があったら最高やともう。
サーキットは敷居が高いけど、仲間内で楽しみたい。
みたいな場所が自分は欲しいから。
遠方同士の友達が場所借りて遊べるような場所があったらと思うから。
大工仕事は自信があるから、満足度の高い憩いの場は提供できると思う。
企業のすたれた施設や廃校なんかあると最高のロケーションかもしれへんな。
辺鄙な工場跡なんかでも良い。
目標はそこにおいて、リノベーションを生業にして売るのも手やけど、やはり体力が心もとないのが情けない。
やる気があってもなぁ~・・・。
小さい物件なら何とかなるかな?
1万㎡クラスになると、木々の成長が脅威。
雑草の猛威もなかなかのもの。
草刈りしても全く追いつかないので手付かずになってしまいがち。
何をやるにもやはりコストがかかってしまう。
辺鄙なところは不自由やけど自由があるのがやはり魅力。
騒音問題とか、近所付き合いは煩わしい。
ネットさえつながれば大した不便も無いが、問題は糧やな~・・・。
交通の便が悪すぎるのも考え物。
そうそう、秘密基地の方は本当の災害時には自給自足で何とかなるようにいろいろ研究して実践されている。
水道なんかは雨水を浄水して使用しているようで、飲んでみたが蒸留水のような味で無味無臭だった。
電気は最低限工事などで必要になっているが、太陽光発電をつければ、大体のことは賄えるようだ。
最終的には蓄電装置などないと困るかもしれないが。
ガスは無く、電気があればIHも使えるが、大体はカセットコンロで賄えるようだ。
お風呂が問題やけど、太陽光温水器などがあれば、大体の湯は賄えたりするようで、追い炊きなど電気でも可能やけど、薪でも出来たりするようだ。
なかなかに設備投資は必要な部分もあるけど・・・。
サバイバル技術があればかなり節約して生活できることは間違いない。
まぁ、切り詰めていけば世捨て人のような生活になりがちやけど・・・。
都市に住むほうがなにかといろんなことにコストがかかりがち。
低コストで済めるようになるに越したことは無いな。
高価な家を買って固定資産税で苦しめられて、最後には手放さざるを得ないってのはどうかと思うし、それのために稼がざるを得ないのはしんどい。
限りなく安い賃貸に生活拠点を置いておいて、山小屋で自由に住むのがグレーで良いかもしれない。
あ、アパートでも買ってリフォームして、一部屋を拠点としてそういった形をとったら両立できるかな?