目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
さて、予定通り日曜の作業。
リフトを一台借りて作業開始やで。
初めてやる作業やけど、結果的には4時間で済んだ。
9:30~14:30
旧車やしスペースあるから作業性は良い。
2
朝パンとカフェオレで栄養補給しながら、工程を想定していく。
さてどこからやろうか。
予習は無い。
ダットサンの整備記録なんてほとんど出てこーへんからな。
あんまり細かいこと記録する人も少ないしな。
不人気車は辛いで。
ダットサンでも最終型はすくない感じがするわ。
型式がみんカラに登録すらされてないもんな。
PD22型やで。
3
右にはエアクリがあるのに、左の謎の箱が謎やで。
レゾネーターなんかな?
川の中は入れるから、分離するための装置か?
エアクリの配管が長いねんな。
まずはこれが邪魔。
左側だけ外してグイっと避けておいた。
4
配線とか記録するため撮影しよう。
5
記録。
ここいらはさらわらへんかな。
6
リフトあげて漏れ確認。
うん、緑の雫が相変わらず。
知らん作業に抵抗あるから、いまいちやる気が出ず。
まぁ、なるようにしかならんかなと思いながら、知識と経験をフル動員して作業開始。
7
まずは冷却水の漏れを直すんやから、冷却水を排出やで。
ラジエターのドレーンを探して緩める。
バケツで受ける。
リフトをギリギリまで下げて、ラジエターキャップを外すと空気が入ってラジエター水がドバドバ出てくる。
2000㏄なら4~5Lくらいか。
8
ラジエター周りのボルトを外して、アッパーホースとロアホースを外す。
上は数か所ブラケットで固定されてるだけで、下は刺さってるだけ。
ラジエター系は大体下は刺さって固定されてる。
上もゴムブッシュがはさまってて、車体の振動から保護された設計になってる。
9
シュラウド?導風板?と分離してラジエターを引っこ抜く。
実際の作業内容としては抜かんでも作業できるかもしれんけど、抜いたほうが絶対に速いと思う。
そして、漏れるくらい劣化してる車両ならラジエターの洗浄もついでにした方が良いやろう。
10
水道ホースで内部洗浄。
かなり汚い汚れが長時間出てきた。
11
フィンも裏側から角度を変えて何度も洗浄。
かなり汚れがたまってた。
12
シュラウド?導風板?は樹脂で、プロペラをよけながら抜き出した。
隙間を埋めてるスポンジが劣化してウエハースみたいにカリカリになってたのでエアーで吹き飛ばして撤去。
少々冷却性能が落ちたな。
13
先に羽を外した方が良かったが、勝手がわからんので、とりあえずベルトを緩めて外していく。
補器ベルトが三本あるので三か所テンショナー部分を緩めて外していく。
一番手前はプーリーの軸を緩めてテンショナーボルトを緩めて外れた。
プーリーの右奥のやつね。
14
4Pベルトはオルタネーターに繋がってる。
オルタのテンション調整ボルトを緩めて、固定ボルトを緩める。
下の固定ボルトも緩めると動くようになる。
どの車も大体こうぞうがにてるので、よく見たら対処可能。
狭くてやりにくい車が多い。
昔の車はテンショナー構造になってなくて、バールでコジながら広げて固定とかのタイプがある。
新しいほど、オートテンショナー構造で適当なテンションがかかった状態にするプーリーがついてたりする。
ベルトの性能が上がったので、ベルト調整などは減った模様。
昔のベルトでオートテンショナー構造なら、ベルト寿命はめっちゃ短かったやろうな。
15
オルタネーターの下側のボルト。
16
次のベルト。
下から見て、これがテンショナープーリー。
このタイプは芯のボルトを緩めると動くようになる。
右のはエアコンコンプレッサーやな。
17
上から、テンショナーをかなり緩めないと溝にはまったVベルトは外れへん。
18
次の工程を模索して、とりあえず邪魔なファンを外した。
19
ファンの先がウォーターポンプの模様。
タイミングベルト交換と同時にした方が良いというのがよくわかる。
ここまで進む工程を一回か二回するのでは工賃がかぶるからな。
20
下からの画像。
ファンの付いていた放熱フィンの付いたパーツを外した状態。
直接これを外しても良かったけど、ファンが邪魔やしこれはこれで良かった。
21
よく分からんパーツや。
整備はパーツを作ったり直したりせーへん。
悪いパーツを交換して元通り戻すだけや。
元に動くようにするためにはそれなりの手順が必要なだけやで。
整備書の読解力と理屈を伴った知識が必要やで。
整備書とか無いけどな・・・。
整備解説書はどの車にも項目ごとに何種もあって、ディーラーなら自分ところの車種は網羅してるのは当然。
街の整備工場ではすべての車種を扱うのでそんなん用意してられへんで。
今はネットで情報が多いから、初心者でもなんとかなるけどな・・・。
それにしても、ネットは素人も混在してるから、読み解く力はかなり必要やと思うで。
22
次がよく分からんかったけど、ドラムブレーキみたいにスコッとカップが外れたわ。
23
あ、この形状見たことある。
これがウォーターポンプさん。
の軸やな。
こんな感じでついてるのか~。
電動ファンならファンが別やから、ちょっとちがうな。
24
周辺ボルトを5か所外して。
(一か所紛らわしいのがある)
こんこんと衝撃を与えたら、劣化した液体ガスケットがパカッっと剥がれて、冷却水がびしゃびしゃとこぼれる。
おぉ・・・。
部品図面通り、液体ガスケットだけなんやな。
整備振興会経由のネット情報なら整備解説書が参考に出来るみたい。
未だにそんなの触らせてもらってないけどな。
部品発注もお願いしてる。
自分の部品は自分経由で仕入れてる。
どっちが安いかは知らん。
私用でお手数かけるのは忍びないしな。
勉強やで。
アドバイス程度はもらうけどな。
25
外した方のウォーターポンプ。
ベアリングの異音などは無い。
20万キロなら一度は交換してるやろう。
二度目の交換・・・はせず。
タイミングベルトはどうやったっけか?
前に点検したときの記録では触れて無かったな。
うーん?
タイミングチェーンみたいやな。
チェーンならまぁそんなに急く必要も無く。
伸びるんやろうけどな~。
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