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乗り味はゴルフよりもさらにコンフォートになりとにかくしなやかで、静粛性、制振性も素晴らしく、まるでクラウンの様です。

走り味はやはりゴルフと似ていて、TSIエンジンは低回転から力強く、7速DSGは切れ味鋭い変速が楽しめます。低燃費と力強く気持ちいい走りを実現したこのパワートレーンは素晴らしいの一言です。
後席の快適さもミドルセダンとして申し分ないです。

快適装備もオートホールドやACCはもちろん、歩行者検知、斜め後方車検知などなどほぼ全方位にわたって向上しています。
ACCですが渋滞路も考慮したより綿密な制御になっており、レーンキープアシストも65km/h以下でも作動していました。

輸入車同セグメントの同装備のライバルより100万位安い印象で、日本車のコストパフォーマンスにも肉薄しています。と言うか、日本車ではなかなか採用してくれないオートホールドやACCに価値を感じる人なら日本車のコストパフォーマンスをも超えてると思いました。

p.s.
電動パーキングですがゴルフの場合シートベルトを外すと自動的にかかってましたが、パサートのはかからなくなって自分でボタンを引かないといけなくなりました。これは一歩後退だと思いました。

新型パサートヴァリアントに試乗してまいりました。
グレードはコンフォートライン。1.4Lターボ、7速DSG。価格は378万円。

とても興味があった新型パサートに試乗する事が出来ました。
期待を裏切らない素晴らしい出来でした。

運転席に乗り込むと、ゴルフと共通部品が多い事にすぐ気づきます。




ハンドルやシフトノブはまるっきり同じです。
エアコン操作系も同じだと思います。
ナビ周りのボタン類も一緒。
ちょっと寂しい気もしますが、コストダウンにつながり、
他社ライバルを圧倒するコストパフォーマンスを実現しています。

ペダルレイアウトも輸入車右ハン仕様ではかなり優秀な部類です。
てゆーか、ペダルもゴルフと共通ですね。


ホイールハウスが目立つので左にオフセットしている錯覚に陥りますが、
画像のつま先の位置からも分かる様に、踏み易い配置になっています。
ちなみにホイールハウスの出っ張りは右足のフットレストとして、
ACC使用時にとても重宝します。

シートはリクライニングとランバーサポートは電動であとは手動です。
このシートにゴルフと同じ欠点が。
座面角度が付き過ぎですね。人によっては合わないと思います。
オプション表で見ると座面角も調整出来るようなことが書いてあるので、
そのあたりはまた後日確認したいと思います。

２につづく