
先月半ばに
日本海間瀬サーキットで
走行会に参加してみたわけですが、そこでこの車に対して改めて感じたことを書きたいと思います。
まずは、
限界時の挙動が
マイルドに感じられたことです。
「86のよう」とは少し言い過ぎかも知れませんが、唐突なリアの滑り出しや強烈なアンダーも無く、非常に走らせやすい印象を受けました。
ひょっとしたら絶対速度が不足しているのかも知れませんが(汗)
S2000といえば、デビュー当時、
限界付近の尖った挙動が話題になった車なので、尚のことそう感じるのかも知れません。やはり一般的に言われているとおり、マイチェンを繰り返すごとに、ある種
ドライバーフレンドリーな特性に変わってきたのでしょう。自分としては大歓迎です。
タイヤの性格もあるのかも知れませんね。もう少しドライグリップ方向に振ったフラッグシップラジアルに交換したら、タイムと引き換えに、この良い印象もだいぶ変わってくるのではないかと思います。
印象の良かった限界時の挙動に対して、
ABSと今回のマイチェンから標準化された
VSAの制御は、印象としてイマイチと言えるでしょう。
ABSは介入のタイミングが早く、始めに作動した時には驚いてしまいました(笑)
その後何度か試しながらのブレーキングをおこない、作動させながらの減速の感じがつかめるようになりました。ただサーキットをある程度本気で走るなら、やはり
パッド交換が必要かな・・・と感じています。
VSAは、試しにONで数周走ってみましたが、
サーキット走行には向かない印象でした。
立ち上がりやコーナリング中のギャップの跳ね等で、頻繁に作動していました。介入させないように走れれば良いのかも知れませんが、今の自分にはとても無理・・・。その後OFFにしてまた数周走ってみましたが、ラップタイム上で2秒程度OFFの方が速いという結果でした。
ただし、OFFにしても完全に介入が無くなるわけではないようです・・・この辺はまだハッキリ判りません・・・
今後のサンク郎S2000の方向性としては、
早急に対策が必要だったシートは、運転席のみセミバケを入れたので当面はOK。次は
ブレーキパッドでしょうか。その後吸排気系、コンピュータといきたいところですが、それは当分先になりそうです。足回りはその後なので、暫く
ノーマルでいくつもりです。
Posted at 2008/08/04 00:13:29 | |
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S2000 | クルマ