ひっぱり君で引っ張った!凹みも塗装も何もかも!バイク編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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先日みんカラを深夜徘徊しておりますと、ボディーの凹みを直す「ひっぱり君」なるモノでヘコミが直っちゃった~という記事を発見。その30分後には楽天で購入ボタンをポチッと押してる私がおりました。
今回は基本セットに消耗品が多めに付いてるマル得セットを購入。5000円チョイの出費ですが、板金塗装を業者に頼めばウン万円の出費は堅いはず。ひっぱり君の評価は良い(直った)ものから悪い(役に立たない)ものまでさまざまですが、値段からしてそこそこ目立たなくなれば良しとします。
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凹みは車にもバイクにもあります。まずはバイクで様子見しながらコツをつかもうという事になりました。車で失敗するよりバイクでの失敗のほうが精神的ダメージは軽いですから。
私のボルティは購入した時からタンクにヘコミがありました。しかし板金塗装もせずにずっと放置していました。ヘコミは2箇所あり、タンク右サイドはボルティのステッカー横に5cm×15cmほどの大きなへこみ。そして右前には3つのエクボが合体したような直径5cmのへこみがあります。
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さっそく作業開始。ひっぱり君のセットに入っている「タブ」と呼ばれる部品にボンドを付けて貼り付けます。
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ボンドが冷えてしっかりとくっついたらタワーバーと呼ばれる冶具をセットします。そして真ん中のネジを回していくと先ほどのタブが引っ張られ、それと一緒に鉄板を引き出してくれます。
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図のようにタワーバーとネジが傾いていると強い力で引けません。強い力を掛ける前に剥がれてしまうのです。ここをいかに平行にセットして強い力で引っ張り、へこんだ鉄板を引き戻すかが成功のカギのようです。引っ張っていくとポンッという音と共にタブが剥がれます。この時に鉄板が少しずつ引き出されてきますので、これを何回も繰り返していきます。
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タンク横の大きなヘコミはだいぶ修正されましたが、作業中に塗装の剥がれが発生したためそこで作業を中断しました。へこんだ時のダメージで塗装面にヒビが入っていたのと、もともと製造されてから17年もたっているので塗装も劣化していたのでしょう。ここはタッチアップで塗り直しておきました。ステッカーの文字も剥がれてきましたが、こちらも同じ色の塗料で塗っておけばOKでしょう。それでも作業前後ではずいぶんとヘコミが少なくなっています。
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タンク右前方の傷はかなり改善されました。こちらは塗装の剥がれもなく順調な作業でした。しかしもう少しでまっ平らになりそうなのですが、何回繰り返してもこれ以上は引き出せませんでした。
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このひっぱり君なる商品は誰にでも勧められるわけではないです。色々なサイトを見ても完全には修正できず、もう一歩の所までしか直らないみたいです。でもヘコミを安く直したいとか、目立たなくなればOKという人には自己責任でお勧めします。何より値段以上の仕事はしてくれました。それにもし今後ヘコミが出来てもひっぱり君さえあればいつでもヘコミを直せます。完璧に直したい人はひっぱり君でヘコミを小さくした後でデントリペアなり板金塗装に出せば費用が安くなる可能性があるでしょう。
ひっぱり君のタブとボンドは消耗品で、特にタブは無理な力が加わると破損してしまうらしいのですが、今回タブは壊れませんでした。それと10本入っているボンドは今回の作業で2本使っただけです。私的にひっぱり君はいい買い物だったと思いました。
さて、次回は車のヘコミに挑戦です。こちらも製造されてから14年…手強そうです。
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