ボディほか大修理、それと12ヶ月定期点検しました。その２　H27.3.8

　左斜め前からの写真。
　フレームというか骨格というか、鋼材をプレスして構成されたフロント部。
　鋼板の接合部からサビの進行が見られます。
　購入して10年、青空駐車で北国の道を14万キロ走ってこの程度ですから、強度的にNGになるのまだまだ先のことでしょう。

フロントストラットのアッパーマウントゴムと、エンジンマウント３個の交換。
　エンジンとボディの一体感が向上し乗り心地がよくなった気がします。

イラストの見出しNo.１「トランスミッションマウントラバーキット」（06500-SAA-305）です。
　パーツリストでは「トランスミッションラバーASSY.」（50805-SAA-982）となっていました。
　エンジンの左側、トランスミッション部のマウントラバーです。
　目立った損傷はないように見えます。

イラストの見出しNo.２「リヤーマウンティングラバーインシュレーター」（50810-SAA-982）です。
　エンジンの後ろ側にあるマウントラバーです。
　亀裂などの損傷は無いように見えます。

イラストの見出しNo.３「エンジンサイドラバーCOMP.」（50821-SAA-013）です。
　エンジン右側にあるマウントラバーです。
　これはちょっと変わった形をしていて、耳の付いたお椀のような窪みにゴムが納まっていて、その中に金属のシャフトが埋まっている構造のようです。
　普通のボルトのように頭が見えないので、ナットを締めるときのためにシャフト先端が□形に面取りされています。

ストラットアッパーマウントラバー交換。
　ベアリングを介してスプリングの力を受け止めボディにマウントするとともに、ダンパーのロッドをボディに（ゴムを介して）固定するものです。
　スプリングからの衝撃と、ダンパーのロッドからの衝撃をこのゴムによって緩和してボディに伝えるのですね。
　伝わってくる衝撃の立ち上がりが丸くなり乗り心地が良くなった気がします。

HIDヘッドライトのバーナー交換。
10年使った純正バーナーに比べて明るくなりました。

取外した純正HIDバーナ。PHILIPS製35Wでした。
　モビリオはリフレクタタイプなのでD2R型のバーナを使います。（遮光板のないD2Sのものは対向車に迷惑ですので使ってはいけません。）
　放電部は黒ずみも少なく、まだ使えそうな感じですが10年間使ったので惜しくはありません。
　純正品の色温度は4,200K位だと思われます。