本日は8/9。70年前に長崎に原爆が投下された日でもあります。
犠牲になられた方々や被爆して今でも健康被害に苦しんでおられる方々には言葉のかけようがありません。
少しでもこの記憶を風化させないように、原爆の悲惨な事態を少しでも広くの人に伝えれるように、
wikiペディアのリンクをしておきます。
みなさんに読んでもらって、少しでも知識や政治背景が分れば幸いです・・・。
日本への原子爆弾の投下
国によって太平洋戦争の終結の考え方、原爆投下についての考え方も様々です。
この機会に今、話題になっている安全保障関連法案についてしっかり考えてみるのも良いかもしれません。
ちなみに南国は、今回の安全保障関連法案は反対の立場です。
みんな戦争はしたくないです。
銃で殺すのも殺されるのも。
今日、倉敷でオフ会をして、そのあとに近所に住んでいたおじさんの所に会いに行ってました。
そのおじさんは今年で88歳。太平洋戦争中は満州に出兵し、戦後はロシアの捕虜となり
シベリア抑留での強制労働に従事させられたあと、日本に帰還できた数少ない経験者の方です。
そこで、戦争について1時間ほど話を聞いてきました。
近所のおじさんが言ってました。
『最前線に立って鉄砲の弾の音が聞こえて、最初はみんな震えて泣いていたと。』
アメリカは原爆を落とす前に事前に日本に『和睦』の申し入れを3回していると。降参させるのではなく、譲歩して『和睦』の条項を作って日本に働きかけをしたと。しかし、それの情報を国民に知らせず天皇にも知らせず、軍部のほんの一部の人間の判断で情報を無かった事にして、『和睦』の申し入れを無視して戦争を続けていた。それは日本が悪いと。
原爆を落として日本を降参させたあと、アメリカはGHQとして、平和国家としての現在の日本の礎を築いた。
日本の今の基礎(年金や終身雇用制度、平和国家としての考え方など)を70年も前のアメリカが本気で考えてくれた事が本当に良かった。
そして、おんちゃんみたいな、シベリアにおった人の解放にも陰ながら協力してくれた。
当時のアメリカは戦勝国として日本にもっと過酷な条件を課してもよかったのに、こんなに日本の事を思って尽くしてくれたから、おんちゃんはアメリカに感謝しちゅう。恨んでない。
もう話す人は少なくなったけど、歳とったおんちゃんにできるのは、南国みたいな若い人に昔話をするしかないきよ。
短い時間でしたが、他にもたくさんの事を話してくれました。
全部書きたいですが、全部書ききれません。
8/9にこの話を聞けた事が本当によかったと思います。南国自身も何かのきっかけがなければ、こんなに深く考える事は無かったと思います。
けど、多くの方にこのような話を身近に感じて考えてほしいです。
今の日本は人を刺したくなったから刺したとか、態度が気に食わないから集団で暴行したとか意味の分らない行動が連日ニュースで流れてます。
昔の人はこんな日本を創るために戦争に参加させられたはずじゃ無いはずです。
広島の平和記念式典近くでは迷惑行為をした車両がいたそうです。
そんな輩は本当に信じられません。日本ではそれが許されて良いほど甘い社会でもないと思います。
先人たちの精一杯生きた証を後世に伝えていくのが、私たち戦争を知らない日本人の責務だと思います。そして、同じ過ちを2度と繰り返してはいけないと思います。
もし、今回の安全保障関連法案が可決してしまうと、自衛隊が戦争をしても『良い』という解釈の前例ができてしまうことになります。
そうなれば、憲法9条の解釈と太平洋戦争終了時にアメリカ主導のGHQの平和への考え方を日本が破棄することにもなります。
そのような事は絶対に許してはいけないと思ってます。
日本だけは世界の見本になるような国であり続けたい。あり続けてほしい。
世界でオンリー1の日本であり続けるために・・・。
そんな愛国心を持ちたいものです。
少しでも多くの人に読んでもらって考えてほしい。身近な経験者に話を聞いてみてほしい。
そう思います。
難しい話題になってしまいました。
オフ会の詳細は次のブログで上げときます。
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Posted at
2015/08/10 00:18:06