
いよいよ筑ビも泣いても笑っても最終戦を迎えました。
今シーズンのここまでを振り返ってみると、
第1戦 SF4でドボン!(幻のA3優勝)
第2戦 A3に変更し5位
第3戦 2位
第4戦 2位
第5戦 優勝
第6戦 2位
と
2位ばっか。第1戦のクラス選択ミスが悔やまれます。orz
しかし出れば優勝のS木選手が全戦出られなかったり、毎回優勝者がバラけるなどによりいつのまにやら順位挽回し、シリーズポイント1位(78P)で最終戦となりました。
計算では自分が5位8P以上で自力チャンピオン決定。
対する2位のK原選手(62P)は2位以上、3位のK楽選手(61P)は優勝で且つ自分が0Pの場合に逆転の可能性があります。
今回は何故か参加150名といつもより多く、特にEXクラスが全日本ドラやら地区戦ドラまでたくさん参加です。
どうやらJAFスポ●ツとベストモ●タリングが取材に来ていてそのために呼ばれたようです。(違う?)
またいつもは見かけないチ●レンジャー関東なカラーリングのエボ9などもいていつもより更に緊張です。
★練習走行
まずは練習走行です。今日はいつもと出走順が違い、上位クラスから走るのでゼッケン30となっており、なんとなく調子が狂います。
そのためなんとしても慣熟歩行でコースを覚える(いつもは他人の走りを見て少し覚えている)為に念入りに慣熟歩行。
そして今日の練習走行はいけるところまで試してみる走りよりもライバルの方々との駆け引き上、いきなり良いタイムを出した方がより相手にプレッシャーが掛けられると思われるため、きっちりまとめていく事にします。
スタートは本番同様ロケットスタート!
最近急激に下がってきた路面温度や先週の練習会でのオーバーステアを考慮し、慎重に最初の1・2・3をターン。
立ち上がりでアクセル踏むとすこし振られます。次のターンもその次のターンも慎重に曲がりますがやはり立ち上がりで振られます。
エキマニ交換で上がったトルクにDCデフが追いついてないかな?
そして11・12・13のぐりっと回り込むところでサイド!するとテールが出すぎてしまいカウンター状態になりタイムロス。
なんとかスピンは回避し、外周へ。外周はパイロン設定がいつもよりちょっとだけ外側でしかも先週のこともあるのでイマイチ踏み切れません。
しかし先週よりは全然安定しています。
テクニカルへ突入。18・19をダラダラ旋回ブレーキで進入し、あとは小さく小さく回ります。
そして本日もっともテクニカルな21・22のスラローム後の390度?ターン(19)へ。ここは何より回しきる為にはスピードが足りないので手前から直線的に進入するラインにしてみました。がそれでも22を右へ曲がる際の駝が残り左ターンに移るがイメージより遅れてサイド。
ここでは最小限の旋回半径で回るためには正確なアクセルワークとそれに応じたトルクが必要なのですが素直に回っていけます。
やはり今までのマニと違いしっかり低速からトルクがついてきます。そしてデフも前が若干引っ張る感じで今までより抵抗なく回れる感じです。
仕様変更成功です!(^_^)v
そしてゴール前の森田パイロン?23を慎重にクリアし、車庫入れゴール!
タイムは57秒でタイヤハンデを加算すると暫定TOP!狙い通りです。
★本番1本目
さあ本番です。練習は狙い通り走れたものの本番でミスしては何もなりません。
気になるのは試走の森田名人が奥のハイスピードセクションでサイドを引くポイントが自分の考えたポイントよりかなり手前なこと。
そして1本目は、2本目に精神的に追い込まれないよう、無難にタイムを残す為、そして練習はいい感じだったので先ほど失敗した11・12・13のサイドを引かないように修正する程度にします。
しかしやはり緊張してきますなー。(-_-;)
スタートして10までは練習同様無難にこなし、そして先ほどスピンしかけた11・12・13ターンへ。サイドを封印し慎重に。ところが慎重に行き過ぎたか、減速しすぎてしまい奥の回りこむところで
荷重が抜けてしまい大アンダー!
なんとか脱輪は免れたもののタイムロス。これにより心拍数が上がり、リズムが狂い始めました。
テクニカルの進入。ブレーキ早過ぎ、サイドも早過ぎ(汗)、アクセルで合わせてなんとか抜けて行きます。
そして問題の390度。やはり慎重になり手前の22でかなり減速したものの結局左ターンは切り遅れパイロンが離れる。
そして途中でステアも戻してしまい半径拡大。ターンしてる時間がもどかしい。
そしてゴール前もパイロンタッチだけは避けたいためさっきより姿勢作りに手間取りゴール。
タイムは58秒台と先ほどよりダウンしてしまいました。
トップタイムは、来ましたY下選手!ついに眠れる虎が眼を覚ましたか?
★本番2本目
本番2本目前の森田名人による試走を見ていた時のこと。
いつも名人は試走のときも魅せる走りをしているのですが、最後にターゲットタイム狙いで同乗者無しでちょっと走りを変えます。
その走りを見ていると、
んっ?!さっきまでとサイド引くタイミングが違います!やっぱり奥でサイドで良かったんジャン。。。
というわけで2回目の慣熟の時にサイド引こうか迷っていたポイントでサイド使うことに変更します!
あとは22の右ターン時にステア切る量が多いと次の19でパワステがついてこないで切り遅れるため22手前でサイドをチョン引きし、振りっ返しで左ターンに変更します。
スタート直前、緊張でなんとなく嫌な感じだったのですが前走者のK原選手が脱輪した為コース清掃が入り仕切り直し。
これでなんとか落ち着くことが出来、スタート!
ターン立ち上がりで振られないようにアクセルONをスイッチのように扱わずステアを戻しながらじわじわと入れます。
そして最初の修正ポイント8・9・10でサイド!
しかし
想定以上にケツが出て大カウンター!(このロスが最後に致命傷に。。。)
態勢を立て直し2番目の修正ポイント11・12・13へ。今度は逆に上手くステアを進行方向に巻き込みながらバッチリのターンが出来ました。
そして4→1の外周は相変わらず踏み切れず、向きも上手く変えられずアクセルコントロールでテクニカルへ。
パイロンタッチをせずに小さく回るのを意識していよいよ390度ターンへ。
22手前で軽くサイドを引いてテールを左へ流し、グリップが回復したところで振りっ返し、サイド!
タイミングバッチリです。あとはアクセルでコントロールして、うんコントロールしやすい!
そしてはやる気持ちを抑えつつ森田パイロン23をクリアしゴール!
タイムは・・・出ました56秒台!
「よっしゃー!」と思った瞬間、「わずか0.11届かず・・・」とのボンバーの実況。なんと同じGC8のK楽選手がTOPタイム。C型でもまだまだいけますなー。
チャンピオン決定はうれしかったものの、またも僅かな差で2位。。。orz 嬉しいような悔しいような。。。
というわけで残念ながら有終の美は飾れませんでしたが、あの緊張状態のなかでほぼベストな走りが出来たことには満足しています。
そしてびっくり&嬉しかったのがEXクラスと同等?以上?に390度ターンをきれいに回れたことです!
これは普段から森田名人のイヤラシイパイロンコースで鍛えられている成果といえ、現役の筑ビ上位陣の方は総じてきれいに回っていました。
まあEXの方々はそこ以外のところで稼ぎまくっているのでタイムは到底及ばないんですがね。。。
表彰式では真っ暗で肌寒い中思いっきり水浴びさせていただきました!
これで最後ですからね。現行ルールですと車を乗り換えない限り来年以降はEXクラスにしか出られません。(涙)
結局筑ビは2勝しか出来ませんで、それで卒業はちと寂しいのですが。。。
ともあれ
生涯初のチャンピオン獲得は嬉しかったです!\(~o~)/
これもいろいろサポートして頂きましたザウィ・オートスタジオ様を始め、DCRメンバーの方々、MSレーシングの方々、
エントラント仲間達等、そして家族の協力があったおかげです。ありがとうございましたm(*^_^*)m。