羽衣石城(湯梨浜町・旧東郷町)
羽衣石城は標高376mの急峻な羽衣石山中に築かれた山城で、東伯耆を治めた南条氏の居城です。山中に羽衣石という巨大な岩があり、昔、天女が舞い降りて、この岩に羽衣をかけて麓で入浴したという伝説から羽衣石の地名となったそうです。
正平21(1366)年、南条貞宗が築城したと伝えられています。
南条氏は戦国時代宗勝が当主でしたが、大永の五月崩れにより尼子氏のものになり、南条宗勝は山名氏を頼りました。その後、宗勝は毛利氏の支援で、羽衣石城を奪還しましたが、織田方の勢力が強まると、宗勝の後を継いだ、南条元継は毛利氏を背き、羽柴秀吉につきました。天正10(1582)年吉川元春に攻められ、再び羽衣石城は落城しますが、天正12(1584)年、羽柴秀吉と毛利氏が和議を結ぶと、伯耆国東3郡は南条氏に復帰し、羽衣石城主に返り咲きました。
しかし、元継の後を継いだ元忠は関ヶ原の戦いで西軍についたため、所領を没収され羽衣石城は廃城となりました。元忠は大坂冬の陣で豊臣方につきましたが、東軍に内通し、城内に招き入れる予定でしたが渡辺糺に見つかり、城内の千畳敷で切腹させられました。
登城は中腹の駐車場までは車で登ることができますが、そこからも急な山道を歩くことになります。
写真の天守閣は、模擬天守で、実在したものではないようです。眺望が素晴らしく東郷湖がよく見えます。
Photo Canon EOS 30D
H18.11.3
住所: 鳥取県東伯郡湯梨浜町羽衣石
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