大徳寺芳春院（京都市北区）

芳春院は大徳寺の塔頭で、慶長13（1608）年加賀の前田利家公夫人松子（出家して芳春院）が玉室宗珀（ぎょくしつそうはく）を開祖として建立した前田家の菩提寺です。明治期には廃仏毀釈の嵐で荒廃しますが明治8（1875）年に再建されました。
写真上は呑湖閣（どんこかく）という小堀遠州作の二重楼閣で、金閣、銀閣、西本願寺飛雲閣と並び京都四閣と言われています。
写真下は花岸庭と言われる枯山水の庭園です。山渓から流れ出る水がやがて大海に帰る自然の大らかさを表現したものだそうです。６月には桔梗や沙羅の花が咲くそうです。
通常非公開ですが、春と秋に特別公開をやっています。
平成18年秋の公開時期は11月10日～30日でした。
拝観時間　10時～16時
拝観料　600円
第57回京の冬の旅
（令和5（2023）年1月7日（土）〜3月19日（日）
　受付時間
　　10:00～16:30（16:00受付終了）
　料金
　　大人（中学生以上）800円　小学生400円

Photo Canon EOS 30D
H18.11.30
住所: 京都市北区紫野大徳寺町55