徳川園(名古屋市東区)
江戸時代の尾張藩大曽根屋敷跡に日本庭園を復元した徳川園
2007年06月04日
名古屋城本丸の東約3kmの地にある徳川園は、徳川御三家筆頭である尾張藩第二代藩主光友公が、元禄8(1695)年に自らの隠居所として大曽根屋敷を造営したことを起源としています。当時の敷地は約13万坪(約44ha)の広さで、庭園内の泉水には16艇立の舟を浮かべたと言われています。光友公の没後、この地は尾張藩家老職の成瀬、石河、渡邊三家に譲られましたが、明治22(1889)年からは尾張徳川家の邸宅となりました。昭和6(1931)年名古屋市は、第十九代当主義親氏から邸宅と庭園の寄付を受けた後、改修整備を行い、翌年「徳川園」として一般公開しましたが、第二次世界大戦の大空襲によってほとんどの建物や樹林などが焼失してしまいました。戦後、現代的な都市公園として改修し、市民に利用されてきた徳川園は、平成13(2001)年から日本庭園として再整備を行い、平成16(2004)年に開園しました。徳川園は、矢田川の河岸段丘を生かした高低差のある地形、既存の照葉樹の森、立体的に迫る大きな岩組みが特徴で、変化に富んだ景観を劇的に展開する構成となっています。
池泉回遊式の庭園で、木曽山脈、木曽三川、伊勢湾、濃尾平野に見立てられてつくられたという大名庭園らしいスケールで日本庭園を構成しています。かつての大名庭園だった時代を偲ばせてくれます。開園からまだ日が浅いせいか、まだ建物などが新しく、綺麗な庭園です。逆に言えば、もう少し古色を帯びた方が雰囲気がでてくると思います。
開園時間 午前9時30分から午後5時30分 (入園は午後5時まで)
休園日 月曜日(祝日のときは直後の祝日でない日)
年末年始(12月29日から1月1日)
入園料 一般/高校・大学生300円 中学生以下無料
Photo Canon EOS 30D
H19.6.1
住所: 愛知県名古屋市東区徳川町1001
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