高橋紹運の墓（太宰府市）

高橋紹運は、豊後大友氏の重臣で吉弘鎮種といいました。立花宗茂の実父としても知られています。大友氏に背いた宝満城主高橋鑑種の後任となり、高橋鎮種（紹運）と改めました。
天正14（1586）年7月、北上する島津軍5万をわずか763名の兵で岩屋城に迎撃、徹底抗戦の末に一人残らず玉砕という壮絶な最期を遂げました。
「流れての末の世遠く埋もれぬ　名をや岩屋の苔の下水」
「屍をば岩屋の苔に埋みてぞ　雲居の空に名をとどむべき」
岩屋城の二の丸跡に墓があります。

Photo Canon EOS 30D
H20.9.7
住所: 福岡県太宰府市太宰府