輪王寺(仙台市青葉区)
伊達氏ゆかりの曹洞宗の寺院・輪王寺
2009年08月01日
輪王寺は曹洞宗の寺院で、金剛宝山輪王寺といいます。
嘉吉元(1441)年、伊達家九代政宗の夫人、蘭庭明玉禅尼の所願により、十一代持宗が現在の福島県伊達市梁川に創建しました。
その後伊達氏の居城が梁川、桑折西山、米沢、会津、岩出山、仙台に移ると輪王寺も転々とし、仙台の輪王寺は慶長7(1602)年に建立されました。
境内には、幼くして亡くなった政宗の八男・竹松丸と政宗の夫人愛姫の母の墓があリます。自然豊かな中に三重塔、茶室を配する回遊式庭園が、静かなたたずまいを見せています。
山門は、元禄4(1691)年仙台藩4代藩主伊達網村により仏殿、客殿などが整備された際のものと見られ、明治9(1876)年の北山大火を免れた輪王寺境内唯一の遺構です。三間一戸の八脚門(主柱四本の前後に控柱が四本ある門)で、切妻造、本瓦葺。柱はいずれも円柱で、棟の左右に鯱が載り、前面左右に仁王が配されている。江戸時代中期の堅実な手法を伝えている門です。
北山五山は仙台市の北山一帯に点在する禅家の寺の総称で、東昌寺、覚範寺、光明寺、資福寺、満勝寺のそれぞれが伊達家ゆかりの菩提寺になっており、京都五山にならってこの名が付けられました。満勝寺が移転したため、現在では輪王寺を含めて北山五山と呼ぶ場合があります。
H21.7.24
Photo Canon EOS R6 MarkⅢ
R8.8.22(写真差し替え)
住所: 宮城県仙台市青葉区北山1丁目14-1
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