清水園・清水谷御殿旧新発田藩溝口家下屋敷(新発田市)
清水園・清水谷御殿新発田藩溝口家下屋敷
2005年11月16日
万治元(1658)年、新発田藩三代藩主溝口宣直の時、曹洞宗の高徳寺を近郊に移し、この地を御用地にして下屋敷を造営しました。
寛文6(1666)年、御殿が建立され、四代重雄の時、幕府の茶道方であった縣宗知を招いて庭園の築造が行われました。その完成を見たのは元禄年間で、このあたり一帯が清水谷と呼ばれていたので下屋敷は「清水谷御殿」と称しました。
戊辰戦争の際には、数千に及ぶ領民が藩主直正はやむなく清水谷御殿に駕を留め新発田藩は兵火を免れたという歴史的な舞台にもなりました。
昭和21(1946)年、北方文化博物館の管理することとなり「清水園」と名付けられました。
資料館は新発田市郊外の五十公野にあった酒蔵を明治中期になりここへ移築し、米蔵として使用した建物で、新発田藩関係の資料などを展示しています。
平成15(2003)年8月27日、「旧新発田藩下屋敷(清水谷御殿)庭園及び五十公野御茶屋庭園」として国指定名勝となっています。
ここは大名庭園としてはピカ一でしょう。近江八景をイメージした庭園で、素晴らしいの一言です。資料館も充実していますし、茶室等建物もバラエティに富んでいます。
入館料 大人700円、小中学生300円
開館時間 [4〜10月] 9:00〜17:00 [11〜3月] 9:00〜16:30
年中無休、年末年始(12月28日〜31)と1月と2月の水曜日は休園
H11.9.11
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H22.5.3(写真差し替え)
住所: 新潟県新発田市大栄町7丁目9-32
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