越前大野城(大野市)
金森長近が築城した越前大野城
2005年11月20日
天正3(1575)年、織田信長より越前国大野郡に封じられた金森長近は、当初、朝倉氏の城だった戌山城に入りました。
大野城は金森長近が翌年の天正4(1576)年に亀山に築城を開始し、約4年かけて完成しました。その後、長谷川秀一、青木一矩、織田秀雄、松平直政(結城秀康の3男)、松平直基(結城秀康の4男)、松平直良(結城秀康の5男)が城主となりましたが、跡を継いだ直良が天和2(1682)年に播磨明石に移封となり、土井利勝の三男・土井利房が城主となり幕末まで土井氏が城主でした。
城は安永4(1775)年に焼失し、寛政7(1795)年に天守を除いて再建されました。しかし、明治維新後に破却されました。
現在の天守閣は昭和43(1968)年に再建されたものです。10月から4月末頃、明け方から午前9時頃まで前日の湿度が高く、前日の日中と翌日朝方の気温差が大きく、風が弱いときに雲海が広がることがあり、天空の城ともいわれています。
平成29(2017)年、続日本100名城に選定されています。
開館時間
4月~9月) 午前9時~午後5時
10月~11月 午前9時~午後4時
休館日
12月1日~3月31日
入館料 大人200円 小人無料
H16.8.7
Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H26.7.26(写真差し替え)
住所: 福井県大野市城町3−109
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