三徳山三仏寺（三朝町）

三仏寺は、天台宗の寺院で、山号を三徳山と称します。慶雲3（706）年に役行者が3枚のハスの花びらを散らし、「仏教に縁のあるところに落ちるように」と祈ったところその1枚が伯耆の三徳山に落ち、この地を修験道の行場として開いたのが始まりとされています。
その後、慈覚大師円仁により嘉祥2（849）年に本尊釈迦如来・阿弥陀如来・大日如来の三仏が安置され天台宗三徳山三佛寺と称しました。
慶長4（1599）年には近隣の坂本村（三朝町坂本）のうち百石が三仏寺に寄進され、寛永10（1633）年には鳥取藩主池田光仲から百石を寄進されこれらの寺領は幕末まで維持されました。
天保10（1839）年には池田斉訓が本堂を再建するなど、近世を通じて鳥取藩主の庇護を受けました。

入山受付時間　　午前8時～午後5時
ただし投入堂は　午前8時～午後3時

志紊金（入山料）（本堂まで）　　大人400円　小人200円
　　　　　　　　（投入堂まで）　大人600円 小人300円
H16.10.1
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H23.6.25
住所: 鳥取県東伯郡三朝町三徳1010