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西郷隆盛、従道誕生地(鹿児島市)

加治屋町「英雄地区」・西郷隆盛、従道誕生地
2005年12月04日
「大きくたたけば大きく鳴る。小さくたたけば小さく鳴る」と土佐の坂本龍馬を驚かせた薩摩の「ウドメサア」(目の大きな人のこと)西郷隆盛の器量の大きさは、彼が生まれ育った下加治屋町の郷中教育によって培われたといわれています。
文政10(1827)年、西郷隆盛は下級武士の家の7人兄弟の長男として誕生しました。次男は吉二郎隆弘、海軍大臣を勤めた従道は三男にあたります。
貧しい生活の中で藩校造士館に通い、次第に下加治屋町郷中の少年達のリーダーとして頭角を現します。鹿児島の町には独特の若者組織があり、町毎に区切られた郷中という単位で少年たちが集まり、厳しくしつけられるのです。
西郷は13歳のとき、右腕を負傷し武芸はあきらめましたが、その分勉強に励み、二才頭として郷中の仲間の人望を集めました。西郷の指導者としての有能さは、この郷中から多くの偉人が育ったことからもうかがえます。
17歳で郡方書役助という地方役員となり、農村を回り、農政についての意見をまとめました。
これが後の英明藩主といわれた島津斉彬の目にとまり、やがて日本を舞台に活躍する足掛かりとなったのです。
「西郷隆盛君誕生之地」と刻まれた碑の右側に、「西郷従道誕生之地」の石碑もあります。
また、敷地内には西郷従道邸庭園跡庭石があります。
明治7(1874)年、従道は、兄隆盛の隠棲所を営む目的で、目黒の地所を購入しました。
西南戦争による隆盛の死によって、当初の目的は果たせませんでしたが、明治33(1900)年までは西郷家の別邸として、それ以後昭和16(1941)年までは、本邸として使用されました。
庭園は、大きな池と斜面の滝を中心とした広大なもので、明治期を代表する庭園として高い評価をうけていました。
東京都目黒区の西郷従道邸庭園跡地が公園として整備されることにともない、平成12(2000)年12月、東京都目黒区から、西郷従道にゆかりのある鹿児島市に寄贈されました。
石は、伊豆石、伊予の石、紀州の青石の3種です。
(現地説明板などより)

H16.9.9
Photo SONY NEX-7
H26.7.20(写真差し替え)
住所: 鹿児島県鹿児島市加治屋町

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