仙巌園〔磯庭園〕(鹿児島市)
島津家の別邸・仙巌園〔磯庭園〕
2005年12月04日
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庭園・植物園

仙巌園は、万治元(1658)年、19代島津光久によって築かれた別邸で
別邸として歴代藩主に受け継がれました。幕末にはオランダ海軍将校や幕臣勝海舟、イギリス公使パークスが、明治以降になると、大正天皇、昭和天皇をはじめとする皇族方、ロシア皇太子ニコライ2世、イギリス皇太子エドワード7世など国内外の数多くの要人が訪れています。
園内やその隣接地は、島津斉彬とその遺志を継いだ人々によって建てられた、日本初の工業地帯、集成館の跡地でもあります。
明治4(1871)年の廃藩置県で、島津家の人々は鹿児島城(鶴丸城)から御殿に移り、明治17(1884)年には御殿の大規模な改築が行われました。
現在は当時の約3分の1の建物が残されており、往時の島津家の暮らしぶりを物語っています。
また庭園には、鶴灯籠や、獅子乗大石灯籠、曲水の庭、千尋巌などがあります。
鶴灯籠は、鶴が羽を伸ばしたように見える灯籠で斉彬の時代にガス灯をともしたことで知られています。
獅子乗大石灯籠は、畳八畳ほどの大きな笠石の上に逆さの獅子が乗っています。
曲水の庭は21代島津吉貴の時代に造られたといわれています。昭和34(1959)年に発掘された、江戸時代の姿をとどめる日本で唯一にして最大の曲水の庭です。
千尋巌は、岩に彫られた「千尋巌」の文字が印象的です。
文化11(1814)年、27代島津斉興の時代に延べ3,900人あまりの人員で3ヶ月かけて刻まれたものです。また、作業用の足場は杉や竹で組まれました。3文字で約11mもの大きさがあり、胡粉という顔料で塗られています。
景勝地の岩に文字を彫ることは中国でよく見られますが、ここにも中国文化の影響がうかがえます。
仙巌園は、一時鹿児島市の所有となりましたが、現在は再び島津家が管理しています。国の名勝です。
平成20(2008)年の大河ドラマ「篤姫」第4回「名君怒る」の「篤姫紀行」で紹介されました。
平成30(2018)年の大河ドラマ「西郷どん」第2回「立派なお侍」の「西郷どん紀行」で紹介されました。
(現地説明板などより)
入場時間 午前8時30分~午後5時30分
年中無休
入場料 大人(高校生以上)1,000円 小中学生500円
御殿共通券 大人1,600円 小中学生800円
H16.9.9
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
H30.1.29(写真差し替え)
住所: 鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
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