知覧武家屋敷・佐多美舟氏邸庭園(南九州市・旧知覧町)
知覧武家屋敷・佐多美舟氏邸庭園
2005年12月04日
知覧の武家屋敷群は江戸時代中期、佐多氏18代で知覧領主島津久峰の時代に形づくられたとされています。薩摩の小京都と呼ばれる美しい武家屋敷の庭園があります。
母ヶ岳を借景にし、自然をよく取り入れた庭造りで、昭和56(1981)年2月23日、7つの庭園は国の名勝に指定されています。
そして、同年11月30日、武家屋敷群は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。(南九州市知覧伝統的建造物群保存地区)
庭園は、森重堅氏庭園のみ池泉式庭園ですが、それ以外の庭園は奥に築山を設けそびえるような立石を主軸に枯滝を組み、石組みを配し、また石塔や石灯篭を配し、背後を大刈り込みで、さらに外側を波状生垣で修飾すること、さらにまた生垣には、茶・イヌマキ、大刈り込みにはツツジ・サツキ、庭石には凝灰岩を用いること、そして各戸の石垣・生垣は連続し美しい町並みを形成していることなどが特徴です。
佐多美舟氏庭園は、知覧庭園の中では最も規模の大きい庭園です。宝暦年間(1751~1764)の作庭と伝えられています。敷地の東南隅に大きな立石による滝石組みが設けられています。
屋敷の入り口には袖屋根を持つ立派な門が残されています。知覧麓では袖屋根を持つ門はそれが本家であることを表します。
Photo Minolta Dimage 7Hi
H16.9.10
住所: 南九州市知覧
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