松栄神社（大分市）

松栄神社（しょうえいじんじゃ）は府内城の北東に鎮座しており、府内藩主・松平近正（ちかまさ）を祀ります。
慶長末期、上州水沼村に松平家の祭神近正八幡宮として創始されました。
松平近正は、鳥居元忠、内藤家長、松平家忠らとともに関ヶ原の戦いの際に伏見城の戦いで戦死しました。
享保14（1729）年、六代藩主松平近儔（ちかとも）が城内山里丸に建立し、寛政11（1799）年に，遠祖の松平近正の二百年忌をおこなうにあたり，この地にあった近正の神祠を牧村・松栄山（現在の大分市牧，護国神社のある丘）に移しました。
さらに明治18（1885）年に，社地が堀川町（現在の都町北部）に移された後、明治33（1900）年に，かつて祠のあった現在地に遷宮し今に至っています。
昭和20（1945）年の戦災は免れましたが、荒廃し、昭和43（1968）年改修されました。

Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H22.7.16

住所: 大分市荷揚町4-20