日隈城（日田市）

日隈城（ひのくまじょう）は、文禄元（1592）年豊臣氏の直轄地の代官として日田に入封した宮城豊盛により築かれました。
慶長元（1596）年、毛利高政が入封し、城を大改築しました。
慶長5（1600）年、関ヶ原の戦いの際には、黒田如水が重臣の栗山備後利安を送り込み和議を図りました。黒田氏の預かり地となり、栗山備後利安が日田郡を預かりました。
慶長6（1601）年、日田に入封した小川光氏は、月隈山に丸山城を築きました。
日隈城は残っていましたが、元和の一国一城令で廃城となりました。
現在は亀山公園となっています。
主郭部付近には、後醍醐天皇、楠木正成、春日大明神を祀る日隈神社があります。
日隈城の遺構はあまり残っておらず、大手門付近に石垣が残るのみです。

Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H22.7.17
住所: 大分県日田市庄手