宇佐神宮（宇佐市）

宇佐神宮は、八幡社の総本宮です。一の御殿に八幡大神（応神天皇）、二の御殿に比賣大神、三の御殿に神功皇后が祀られています。
宇佐の地は神代に比売大神が馬城の峰（大元山）にご降臨になった地で、八幡大神（応神天皇のご神霊）が欽明天皇32（571）年に初めてあらわれ、宇佐の各地をご巡幸の後、神亀2（725）年、聖武天皇の勅願により現在の地亀山に一之御殿を造立し、八幡神をお祀りされたのが宇佐神宮の創立です。
八幡神が祀られた6年後の天平3（731）年に神託により比売大神を二之御殿にお迎えし、弘仁14（823）年に神託により三之御殿に応神天皇の御母、神功皇后をお祀りしています。
皇室の御崇敬篤く、特に八幡大神が東大寺大仏建立援助のため神輿にて上洛されたこと、また和気清麻呂が神託を授かった故事などは有名です。
本殿は小高い丘陵の小椋山（亀山）山頂に鎮座する上宮とその山麓に鎮座する下宮とからなり、その周りに社殿が広がっています。境内は国の史跡に指定され、本殿3棟は国宝に指定されています。

Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H22.7.18
住所: 大分県宇佐市南宇佐2859