箱根旧街道〔腰巻地区〕(三島市)
石畳の道が美しい国史跡・箱根旧街道
2006年01月30日
箱根旧街道は、慶長9(1604)年江戸幕府が整備した五街道の中で、江戸と京都を結ぶ一番の主要街道である東海道のうち、小田原宿から箱根山を越えて三島宿に至る標高845mの箱根峠を越える箱根八里(約32km)の区間です。
この旧街道には、通行の人馬を保護する松や杉の並木が作られ、道のりを正確にするための一里塚が築かれました。
また、ローム層の土で大変滑りやすい道なので、やがてその道に竹が敷かれたが、延宝8(1680)年頃には石畳の道に改修されました。
三島市は、貴重な文化遺産である石畳の活用を図るため、この「腰巻(こしまき)地区」約350mの区間を、可能な限り江戸時代の景観を保って、平成6(1994)年度に復元・整備しました。
発掘調査の結果、石畳は幅2間(約3.6m)を基本とし、道の両側の縁石は比較的大きめの石が、ほぼ直線的に並ぶよう配置されていました。
基礎は作らずにローム層の土の上に敷き並べたもので、石材はこの付近で採石したと思われる、扁平に剥離する安山岩を用いていました。
調査の成果を基に、管理のための下部基礎を設け、石畳がよく残っていた所60mの間には、江戸時代の石を元の位置に戻して復元し、石畳の少なかったところや、全くなかった所約290mの間は、江戸時代の石に加え、神奈川県根府川町で採石した安山岩を補填しました。
(説明看板などより)
H13.9.7
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H23.12.29(写真差し替え)
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