青井阿蘇神社(人吉市)
国宝に指定されている青井阿蘇神社
2011年09月24日
青井阿蘇神社は大同元(806)年に阿蘇神社から阿蘇三社の分霊を祀ったのが始まりといわれています。
初代の天皇である神武天皇の孫にあたられる健磐龍命(たけいわたつのみこと)、その妃の阿蘇津媛命(あそつひめのみこと)、お二人の子供の國造速甕玉命(くにのみやつこはやみかたまのみこと)の三柱の神々を祭神としています。
鎌倉時代に相良長頼が人吉荘地頭として下向すると相良氏の氏神となりました。
現在境内中央に南北に並んでいる本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門の五つの社殿は、初代人吉藩主相良長毎と重臣相良清兵衛の発起により、慶長15(1610)年から18(1613)年にかけて造営されたものです。平成20(2008)年に国宝に指定されています。
文化苑は、大宮司を五十八代にわたり世襲した青井家所有の屋敷で、主屋、東の土蔵、西の土蔵、物見、付属住宅、門などで構成されています。大正10(1921)年頃売却されていまいましたが、平成22(2010)年4月12日に再び一つに結ばれました。好古蔵・尚古蔵・集古蔵・古庭園・正門・物見殿・継承殿・釣瓶井戸といった建物があり、青井阿蘇神社の宝物などが展示されています。
拝観自由
文化苑は拝観料 大人300円 子供100円
受付時間 午前10時〜午後4時
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H23.9.15
住所: 熊本県人吉市上青井町118
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