天城山隧道〔旧天城トンネル〕（伊豆市〔旧天城湯ヶ島町〕・河津町）

天城山隧道（通称：旧天城トンネル）は、伊豆市（旧田方郡天城湯ヶ島町）と賀茂郡河津町を結ぶトンネルで、総工費10万3,016円の巨費を投じて明治34（1901）年に貫通、明治37（1904）年に完成し、明治38（1905）年に開通しました。
全長445.5m、幅4.1ｍ、高さ4.2ｍの石造りのトンネルで、トンネル両端の坑門及び内部全体が切石積で造られ、川端康成の小説「伊豆の踊子」をはじめ、多くの文学作品に登場するトンネルとして広く親しまれています。
平成13（2001）年、道路隧道では全国で初めて重要文化財に指定されました。

H13.9.8
Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H28.3.4（写真差し替え）
住所: 静岡県伊豆市湯ケ島・賀茂郡河津町梨本