彦根城(彦根市)
彦根城は、井伊氏の居城です。
井伊直政は、関ヶ原の戦いの後、石田三成の居城佐和山城を与えられ、新城の築城を計画していましたが、慶長7(1602)年に亡くなりました。
慶長8(1603)年に井伊直政の長男井伊直継(直勝)が築城を開始しました。しかし、後に直継は病弱のため弟直孝に藩主の座を譲り、上州安中に分家を建てました。彦根では歴代藩主に数えられておらず、初代直政、2代直孝となっています。元和8(1622)年、現在の彦根城が完成、築城をはじめてから実に20年の年月を要しました。
現在も天守閣や天秤櫓など現存する建築物が多い城です。
昭和26(1951)年に天守をはじめ天秤櫓・太鼓門櫓・三重櫓・佐和口多聞櫓を重要文化財に指定され、さらに同27(1952)年には天守を国宝に、同31(1956)年には彦根城一帯を特別史跡に、同38(1963)年に馬屋を重要文化財にそれぞれ指定されています。また、新日本観光地百選の一つとして琵琶湖八景「月明彦根の古城」として知られています。
平成18(2006)年には日本100名城にも指定されています。
写真上が天守閣、大津城の天守を移したもので、形を直して建て替えられたようです。
写真下の天秤櫓は左側が切石積み、右側が牛蒡積みとなっています。左側が江戸時代中期に補修したため、積み方が異なるようです。
開館時間:AM9:00~PM5:00(入館は4:30まで)
入場料
(彦根城・玄宮園) 大人600円 小・中学生200円
(彦根城博物館・彦根城・玄宮園) 大人1000円 小・中学生350円
H18.3.18
Photo Canon EOS 30D
H20.9.23(写真差し替え)
住所: 滋賀県彦根市金亀町
関連リンク
タグ
地図
関連情報