武家屋敷・旧河原家住宅（佐倉市）

城下町佐倉の面影をいまに残し、土塁や生垣が残る武家屋敷通りには、「旧河原家住宅」「旧但馬家住宅」「旧武居家住宅」の3棟の武家屋敷が建ち並んでいます。
河原家が鏑木小路に移ってきたのは、天保6（1835）年12月とされています。旧河原家住宅の建築年代は、はっきりしませんが、弘化2（1845）年3月の「河原喜右衛門江屋敷相渡帳」という古文書が知られており、この住宅は弘化2（1845）年には存在していたと考えられています。また、建築様式も、構造・部材に風蝕などに古い要素がみられ、佐倉に残されている武家屋敷中では、最も古いものと思われます。
移築復元以前の住宅には、現在の客座敷と玄関の部分がありませんでした。しかし、解体調査中に、その存在を示す痕跡が見つかり、古文書等とつきあわせて、失われていた部分を復元しています。
（パンフレットより）

（旧河原家住宅・旧但馬家住宅・旧武居家住宅共通）
開館時間　午前9時から午後5時（入館は午後4時30分まで）
休館日　　月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始（12月28日から1月4日）
入館料　　一般210円　学生・児童100円　

Photo SONY NEX-7
H25.7.12
住所: 千葉県佐倉市宮小路町57番地