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多久聖廟(多久市)

国の史跡・重要文化財に指定されている多久聖廟
2015年01月16日
カテゴリ : 佐賀県 > 観光 > 建物・史跡
多久4代邑主、多久茂文は若いころから儒学を篤く学び、学舎と聖廟の建設を考えていました。
多久氏は、水ヶ江龍造寺氏の流れをくみ、龍造寺隆信により多久地方に封ぜられていました。鍋島氏が龍造寺氏から国政を継承した後、鍋島氏に遠慮して多久氏を名乗りました。
茂文は佐賀藩第2代藩主鍋島光茂の四男として生まれ、多久氏の養子となり4代目当主となりました。
茂文は元禄5(1692)年、佐賀藩主鍋島綱茂から学問所の額を下付され、佐賀の儒学者川浪自安を教授として多久に招聘し、学問所の基礎を築き、次第に学舎を整えました。
元禄12(1699)年に学舎としての東原庠舎を、宝永5(1708)年に聖廟を建て、孔子像と顔子・曽子・子思子・孟子の像を安置し、自ら祭官となり、釈菜を執り行いました。
以来、春秋2回の釈菜を実施しています。
建物は、国内の数ある孔子廟の中で最も壮麗といわれています。
建築様式は、禅宗様仏堂形式と呼ばれる我国の建築様式ですが、彫刻や文様で中国的な雰囲気を表しています。
江戸時代、武士によって建てられた学校のほとんどは、武士の子弟教育を行うためのものでしたが、東原庠舎では農民や町民の子弟も学ぶことができました。
東原庠舎での授業は、儒学をはじめ和学、農学、礼法、武術など幅広く行われました。武士の子弟は8歳で入学、25歳で卒業し、一定の単位を修得することが義務付けられていました。また、寄宿制度もあり、3つの分校が設置されていました。
東原庠舎から多くの人材が育ち、なかでも儒学者 草葉佩川、草葉船山、日本電気工学の父・志田林三郎、刑法学者・鶴田斗南、実業家・高取伊好などが知られています。
(現地説明板などより)

Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H26.12.27
住所: 佐賀県多久市多久町1642番地

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