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安久津八幡神社(高畠町)

三重塔が残る安久津八幡神社
2015年06月02日
カテゴリ : 山形県 > 観光 > 社寺・教会
安久津八幡神社の成り立ちは、貞観2(860)年に慈覚大師の発願により阿弥陀堂が建立され、その後、前九年の役の際、源義家が安倍一族を平らげ、鎌倉の鶴岡八幡をこの地に勧請したとされていますが、定かではありません。
当時盛んに行われた神仏習合の考えから、阿弥陀仏信仰が八幡信仰に変わっていったとも考えられます。神社は、置賜地方を支配した長井氏、伊達氏の時代には「東八幡宮」とも呼ばれ、最も栄えた時期でした。
広大な境内には、別当神宮寺、学頭金蔵院、衆徒頭千殊院をはじめ12坊がありました。鎌倉時代最古の民間文庫として知られている金沢文庫(神奈川県)には、弘長3(1263)年「出羽国歴代庄八幡宮」で修行する能海、湛忍という二人の若い僧が、それぞれ仏書を書写して入庫したものが今でも残されており、当社の古さを物語っております。
安久津八幡神社は、その長い歴史の中で、幾度となく火災に見舞われています。度重なる火災により宝物や記録は失われましたが、わずかに残る神社縁起書や棟札などの記録から、明応9(1500)年伊達尚宗により社殿が再建された記録を最古として、七度焼失し、その度ごとに再建されてきました。
現在の本殿は、寛保3(1743)年に焼失した社殿を、米沢藩上杉氏九代重定の代、宝暦5(1765)年に再建されたものです。三間社流造、茅葺き、軒組は和様平三斗といいます。棟の両端には鬼板があげられ、屋根が半円形に張り出す特異な形状をしています。本殿は、近世建築ながらその手法が優れ、江戸時代を代表する建物として、昭和30(1955)年8月1日山形県指定有形文化財に指定されました。
もともと本殿は、現在地の北、八幡山の中腹に近いところにあり、現本殿の背後に参道やその両脇の堀、旧本殿などの跡を見ることができます。また、八幡山の中腹や山麓には、神社を囲むように十数基の古墳が点在しています。この古墳群は、鳥居町古墳群と呼ばれるもので、いずれも横穴式石室を有する七世紀後半から八世紀にかけての円墳です。本殿左手裏に見ることができる古墳は、鳥居町三号墳、四号墳です。
三重塔は、本来寺院伽藍の一つですが、明治の神仏分離令によって、本社内の寺院が廃絶し、その後の火災などによって寺院が失われたため、三重塔のみが残りました。
方三間、銅板葺(当初柿葺、後瓦葺)で、三島池の中島に建つ、置賜地方唯一の層塔です。三重塔は最初、寛永2(1625)年に米沢の鈴木十左衛門、高畠の鈴木平右衛門を施主として建てられましたが、寛政2(1790)年に烈風により倒れたため、寛政5(1793)年から伊達郡鳥取村山口右源次義高を棟梁として再建に着手し、寛政9(1797)年に完成したものです。当時の祝宴の盛大さは、小郡山武田家文書などからうかがい知ることができます。
石畳の参道をふさぐように阿弥陀堂(跡)に向かい東向きに立つ建物が舞楽殿です。舞楽殿は、方一間の宝形造、茅葺きで、西側に小さなおろし下げがあり、屋頂には石造の露盤と宝珠が置かれます。舞楽殿では、安久津八幡神社春の例大祭で田植舞が、秋の例大祭で延年がそれぞれ舞われます。建物は、室町末期のものと考えられています。 本来延年は、平安時代の終わり頃より寺院の法会・法要などに舞われたといわれています。安久津では9月15日の秋の例大祭で、神社に奉納されます。それゆえ地元では長い間「神楽舞」として継承され、舞楽殿も神楽殿の名で呼ばれていました。
舞は「振鉾式(燕舞式)」「拝舞」「三躰舞」「太平楽」「眺望楽」「蛇取舞」「姥舞」の七曲が伝えられ、「振鉾式」と「姥舞」の二曲を舞師が、他の五曲を稚児(男児)が舞います。そのため一般には「稚児舞」とも呼ばれます。
舞は、舞師である大地権太夫家に、一子相伝の世襲制のもと、44代にわたり代々受け継がれてきました。かつては、奥州名取郡熊野神社や宮内熊野大社に舞師として招かれ、舞を指導していました。安久津延年は、比較的古式をとどめている舞として、昭和63(1988)年3月18日に高畠町指定無形民俗文化財として指定され、平成5(1993)年には国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されています。
三重塔と舞楽殿も昭和30(1955)年8月1日、山形県指定有形文化財に指定されています。
(現地説明板より)

Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H27.5.4
住所: 山形県東置賜郡高畠町安久津2011

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