北海道有形文化財に指定され、函館市写真歴史館などに活用されている旧北海道庁函館支庁庁舎
2015年08月12日
旧北海道庁函館支庁庁舎は、明治42(1909)年に建てられ、公園造成と合わせて昭和57(1982)年に修復整備されたものです。特徴のひとつに柱廊玄関があり、2階に張り出した屋根が柱頭飾り(コリント式)と中央部に膨らみのある(エンタシス風)巨大な4本の柱で支えています。
明治末期の函館を伝えるこの洋風建築物は、北海道開拓の歴史上価値が高いことから、昭和60(1985)年、北海道有形文化財に指定されています。
現在は、1階を函館市元町観光案内所として利用し、2階は「函館市写真歴史館」として「北海道写真発祥の地 函館」の歴史を伝える貴重な写真機器や資料を展示しています。
なお、江戸時代には函館市写真歴史館のある元町公園は、松前藩の亀田番所が置かれ、19世紀初めの幕府直轄時には箱館奉行所が置かれました。安政元(1854)年に日米和親条約で箱館の開港が決まると、当時松前藩が復領していたこの地は再び幕府の直轄となり、箱館奉行が再置されましたが、港湾から近く防備上不利であったことなどから、元治元(1864)年に亀田の地(五稜郭)に移転しました。
(現地説明板などより)
開館時間
9:00~19:00(4~10月)
9:00~17:00(11~3月)
入館料
一般200円、学生・生徒・児童100円、修学旅行生80円
(1階の観光案内所は無料)
Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H27.7.16
住所: 北海道函館市元町12-18