鳴門市ドイツ館(鳴門市)
第一次世界大戦後の板東俘虜収容所での地元との交流を記念して開設された鳴門市ドイツ館
2016年07月22日
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第1次世界大戦が始まると、日本も参戦し、ドイツの租借地だった中国の山東半島にある青島を攻撃しました。敗れたドイツ兵士約5,000人が俘虜となり、日本各地の収容所へ送られましたが、その内、四国の徳島・丸亀・松山にいた約1,000人が大正6(1917)年から大正9(1920)年までの約3年間を板東俘虜収容所で過こしました。
地域の人々は、俘虜たちの進んだ技術や文化を取り入れようと牧畜・製菓・西洋野菜栽培・建築・音楽・スポーツなどの指導を受けました。
そして板東の町並みでは、俘虜たちを「ドイツさん」と呼び、彼らとの日常的な交歓風景があたりまえのように見られるようになりました。
収容所での俘虜たちの活動は実に多彩でした。
音楽面では、複数のオーケストラや楽団、合唱団が定期的にコンサートを開き、さまざまな曲を演奏しました。
なかでも、ベートーヴェンの交響曲第九番を日本で初めて全楽章演奏したことは有名です。
この他俘虜たちは、演劇、スポーツ、講演・学習など活発な活動を行っています。
昭和47(1972)年に旧ドイツ館が建設され、昭和49(1974)年には鳴門市とドイツ・リューネブルク市との間で姉妹都市盟約が締結されました。
これ以後、両市は相互に親善訪問団を派遣するなど、国際交流を活発に展開するようになりました。
鳴門市では、ドイツ村公園の建設を始め、ドイツと共同でドイツ兵士合同慰霊碑を昭和51(1976)年に、ばんどうの鐘を昭和58(1983)年に、平成5(1993)年には新しいドイツ館が完成しました。
ドイツ館は、当時のドイツ兵の暮らしや板東の人々との交流の様子を、後の世に伝え、ドイツとの親善交流を深める目的の施設です。
営業時間 9:30~16:30
休館日 第4月曜日(ただし、祝日の場合はその翌日)
年末(12月28日〜12月31日
入場料 大人400円 小人100円
Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H28.7.2
住所: 徳島県鳴門市大麻町桧字東山田55番地2
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