名称や用途を変えながら市民の交流の場として親しまれてきた旧大津公会堂
2017年01月10日
旧大津公会堂は、昭和9(1934)年に大津商工会議所と大津市立図書館を併設した「大津公会堂」として建設されて以来、昭和22(1947)年には大津商工会議所が移転し大津公民館となり、昭和50(1975)年からは大津市急病診療所となるなど名称や用途を変えながら市民の交流の場として親しまれてきました。
昭和60(1985)年からは、大津市社会教育会館の名で社会教育の拠点として利用されてきましたが、施設の老朽化に伴い耐震上の問題や利用率の著しい低下などの問題を受けて、平成20(2008)年からは耐震補強や外観修景を行い、大津市の中心市街地の賑わいを取り戻す為の集客交流拠点として新たに整備されました。
平成22(2010)年3月に景観重要建造物に指定され、4月からはレトロな外観をそのままに、1階にモダンなレストランを、2階に集客交流・まちづくり拠点施設を設け、観光客や市民が交流できるスペースとして活用されています。
建物は、鉄筋コンクリート造3階・地下1階建、外壁スクラッチタイル貼です。
左右対称で、三階に半円アーチ窓、隅に円窓、一・二階に縦長窓を開けています。
3階 ホール
2階 多目的室、会議室1・2、情報発信室、談話室「座」
1階 レストラン
地下1階 レストラン
開館時間 9:00〜22:00
休館日 年末年始
Photo Canon EOS M3
H28.12.24
住所: 滋賀県大津市浜大津1-4-1