白沙村荘・橋本関雪記念館(京都市左京区)
日本画家・橋本関雪が造営した白沙村荘
2017年02月16日
白沙村荘(はくさそんそう)は日本画家・橋本関雪が造営した「白沙村荘」と同画伯の作品およびコレクションを公開している美術館があります。
邸宅部分は橋本関雪が自身の制作を行うアトリエとして造営したもので、10000平方メートルの敷地内には大正〜昭和初期に建築された居宅、日本画の制作を行っていた3つの画室、茶室、持仏堂などの建造物が散在しています。
池泉回遊式庭園は大文字山を借景として大小の池の周囲に平安・鎌倉期の石灯籠、石仏等の石造美術など約180点が配置されています。
庭園そして建造物の設計も橋本関雪の手によるもので、彼の美意識が随所に反映された庭屋の調和した景観そのものが白沙村荘の大きな見どころです。
平成26(2014)年9月に開館した美術館では、関雪の作品とあわせてスケッチや下絵の他、関雪が収集したギリシャ陶器、中国、日本の文人画などの古美術もあわせて展示しています。
平成15(2003)年、日本画家が自らの美意識をもって設計された庭であるとして国の名勝に指定されました。
開館時間 10:00~17:00(16:30最終受付)
入館料 通常展期間中 一般1,300円、大学生500円、高校生以下無料
特別展期間中 一般1,500円、大学生600円、高校生以下無料
(特別展開催 3月下旬〜5月上旬、10月下旬〜12月上旬)
Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H29.1.15
住所: 京都市左京区浄土寺石橋町37
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